ストールは色の選び方次第で魅力アップ!色選びのコツ紹介

首元のおしゃれに欠かせないストールですが、実にさまざまな色や柄が揃っています。

ストールは、その色の選び方にこだわることでより一層自分の魅力をアップすることにつながります。

自分の普段のファッションの傾向、髪や肌の色、全体のイメージなどから、自分に合う色を見つけましょう。

ここでは、ストールの色の選び方のコツについて、さまざまなポイントから解説します。

ストールとは?その定義を知ろう!

ストールをお持ちの方は多いことでしょう。

主に首元に巻いて使うストールですが、マフラーやスカーフなど、似たような使い方をするアイテムは他にもありますね。

それでは、ストールと他のアイテムとの違いとは、一体どのようなものなのでしょうか。

マフラーは防寒を目的としたもので、厚みのある生地、素材は保温に向く毛糸などを用いています。

主に冬場に襟に巻いて使うアイテムです。

スカーフはストールに比べると小さめな正方形の布であり、ストールのように肩かけとしては使われません。

色柄が豊富で、首元や頭部のおしゃれ用に、カバンなどの装飾用にと、多様な使い方が可能なアイテムです。

一方ストールについて調べてみると、「肩にかける衣類の一種」と定義づけられています。

大きめな長方形かつ軽めな素材でできたストールは、実際は肩にかけるだけでなく、首元に巻いたり結んだりして使われています。

色や素材はさまざまであり、選び方次第で一年を通じてさまざまな用途で使うことのできるアイテムです。

ストールの活用例

ストールはマフラーやスカーフと比べたとき、用途の広いアイテムであることが分かりました。

素材や色柄の選び方次第では年間を通じて使うことのできるストールですが、その具体的な活用例をご紹介しましょう。

ストールは綿や麻、シルク、化学繊維などさまざまな素材でできています。

薄い布である分かさばらず、持ち運びに便利です。

まず、春や秋など季節の変わり目にはストールをぜひ持ち歩きましょう。

気温の変化が大きめなこれらの季節には、ストールが役立ちます。

肌寒いとき肩にふんわりとかけることで、ゾクゾクとする冷えを防いでくれます。

下半身の冷えが気になる場合は、膝にかけてみましょう。

紫外線は一年を通して降り注ぎます。

うっかり日焼けを防ぐためにも、首元にストールを巻いて紫外線をブロックしましょう。

首の皮膚は薄いため、外部からの刺激に対して非常にデリケートです。

自然素材の薄くて軽いストールを選べば肌にストレスをかけることなく、快適に使うことができるでしょう。

ストールの色の選び方にこだわるべき理由

ストールの選び方において、色にこだわることは非常に大切です。

ストールは、首回りや肩など、顔に比較的近い場所で使用するものです。

人の印象を決める要素はいろいろありますが、中でも顔は大きな印象を残す部位といえます。

顔などの肌の色は、ひとくくりにできるほど単純ではありません。

たとえ同じ人種であっても、その色はひとりひとり、微妙に異なります。

印象を大きく左右する顔ですが、その色が明るく見えたり生き生きとして見えれば、全体の印象がかなり良いものになるでしょう。

色の組み合わせから生まれる効果は、私たちが想像している以上に大きなものです。

お互いの良さを引き立てあう色がある一方、打ち消す色もあるのが事実です。

自分の肌の色をきれいに見せる色を知って、それを衣類に取り入れることは、印象アップの重要なカギといえます。

これが、衣類の中でも顔の近くで使用する、ストールの色にこだわるべき理由です。

自分の色を知っていますか?

自分の肌の色や髪の色、瞳の色などを、どれくらい意識していますか?

例えば自画像を描くとして、どれくらい忠実に自分を表現できるでしょうか。

客観的に自分を見ることは、よほど意識しない限り意外と難しいものです。

人から見た自分の印象は、案外自分ではわからないものなのです。

しかし、自分をより魅力的に表現したい場合、まずは自分自身をしっかりと観察し、知ることが大切です。

まず、自分の肌の色の特徴を把握していますか?

比較的黄色味が強い、血色がよく赤みを帯びている、血の気を感じさせない青系の色であるなど、さまざまな特徴があるはずなのです。

また、髪の毛の色や瞳の色はどうでしょう。

墨のような黒、茶色みを帯びた柔らかな黒、明るい茶色、緑がかった茶色、これまた個人個人さまざまな特徴があることでしょう。

ストールなどの衣類を選ぶ際、これらの自分の特徴を知っておくことで、色の選び方を失敗せずに済むのです。

色を侮るなかれ!選び方で印象がこんなに変わる

自分の色を知ることは、自分をより魅力的に見せる色を知ることであり、ストール選びに失敗しないための第一歩であることをお伝えしました。

日本人の肌の色は、黄色味を帯びたもの、青みを帯びたものに分けられるといわれます。

それぞれのタイプによって、似合う色の系統が異なります。

例えば同じ赤でも、黄みを帯びた肌を生き生き見せるもの、青みを帯びた肌を生き生き見せるもの、共に存在します。

肌色に合わない色をストールとして選んでしまうと、何となくちぐはぐな印象になってしまうのです。

体調が悪いわけではないのにもかかわらず顔色が優れないように見えたり、肌がくすんで見えることで実際よりも老けて見えたりしてしまいます。

では、実際に色を選ぶ場合、失敗しないためにはどのような選び方をするのが良いのでしょう。

いちばんは、ショップ店員などのプロにアドバイスを仰ぐことでしょう。

または友人や家族など、少なくとも自分以外の第三者に意見を求めることは、非常に重要です。

自分だけで選ぶ場合、似合う色を選ぶよりも好きな色で選ぶという行動になりやすいためです。

素材にもこだわろう!季節ごとのストールの選び方

自分の肌色に似合うストールの色の選び方を知ったら、今度は素材にもこだわってみましょう。

ストールの素材は、さまざまです。

大きく分けると天然繊維、化学繊維に分けられます。

ストールは主に首回りに使用します。

肌の中でも厚みが薄い首は、外部刺激を受けやすいということは先にもお伝えしました。

そんな首回りに使うストールの素材には、肌への負担が少ないものを選びたいものです。

肌に優しい素材として挙げられるのは、綿、麻、絹などの天然繊維です。

中でも、綿や麻は、汗などの水分をよく吸収し、しかも通気性に優れていて蒸れにくくなっています。

水洗いに強いためいつも清潔に保つことができるうえ、肌触りが柔らかく使い心地が良い素材です。

通年通して気軽に使える素材としては、綿がおすすめです。

絹はひんやりとした肌触りと優れた保湿性から、夏場、冬場ともに向いています。

汗を大量に描く夏には、シャリっと涼やかな肌触りで吸水性や通気性のよい麻がおすすめです。

その他、天然繊維と化学繊維の混紡も使いやすいでしょう。

例えばしわになりやすい麻も、混紡することでしわを抑えることができ、より使いやすいものとなっています。

似合う色のストールで毎日をおしゃれに!

ストールについて、色や素材の選び方をご紹介しました。

印象の強い顔の近くで使うストールは、自分の肌色を引き立たせる色を使うことが大切なのです。

色選びの際には、自分で自分の色を知ること、そして第三者の意見を取り入れることが重要だということも分かりました。

ストールは日焼け対策、防寒対策など、一年中、多岐にわたって使える便利なアイテムです。

自分に似合う色のストールを見つけて、毎日をよりおしゃれに、快適にお過ごしください。