ニットで編む手作りバッグ!オシャレな持ち手をつけよう

手編みのニットバッグ。

優しい印象で可愛らしいニットバッグは、コーディネートの重要なアクセントになりますね。

持ち手のデザインにもこだわってオシャレなバッグを編んでみると、個性溢れるコーディネートの出来上がりです。

ここでは、様々なニットバッグの持ち手をご紹介します。

持ち手の付け方はどれも簡単なので、工夫次第で自分らしいバッグに仕上がりますよ。

ニットでバッグを編もう

ニットバッグには、たくさんの種類や形があります。

ポシェットのような小さなバッグや、ハンドバッグ、トートバッグ、かごバッグ、持ち手の長いショルダーバッグ、クラッチバッグのような持ち手が一体となったものなど。

バッグはお出かけシーンやその日のコーディネートに合わせて使い分けますよね。

オシャレで使いやすいバッグの大事なポイントになるのが、バッグの持ち手です。

持ち手のデザインを工夫するだけで、丈夫でガンガン荷物を持ち運ぶ普段使いにぴったりのニットバッグにも、フォーマルなコーディネートに合わせたいフェミニンで華奢なニットバッグにも、様変わりしますよ。

使い勝手などの機能性と見た目のデザイン、どちらも希望を兼ね備えたお気に入りのニットバッグを手編みで編みましょう。

ニットで編む、持ち手のバリエーション

ニットバッグといえば、ニットの持ち手が印象的です。

温かみがありつつ、可愛らしいワンポイントですよね。

手編みの雰囲気を大事にしたいニットバッグだからこそ、持ち手もニットで仕上げたい人も多いのではないでしょうか。

とはいえ、ニットの持ち手の編み方にも色々あるのです。

まずは簡単に編める持ち手のバリエーションをいくつかご紹介します。

①鎖編み+引き抜き編み(かぎ針)

鎖編みで必要な長さ編み、折り返して引き抜き編みします。

細いのにほとんど伸縮せず、丈夫な持ち手になります。

小さなポシェットに最適ですね。

②細編み(かぎ針)

持ち手の幅・長さの面を細編みで編みます。

シンプルな持ち手なので、色んなニットバッグに合わせやすいですよ。

幅や長さは自在に調節できます。

③メリアス編みの輪(棒針)

メリアス編みで持ち手の二倍の幅の面を編み、輪にして脇を縫い閉じます。

二重になるため丈夫な持ち手になります。

これも幅や長さは自在に調節できます。

④1目ゴム編み(棒針)

伸び縮みする持ち手。

重いものを入れないニットバッグ向き。

持ち手の幅・長さの面を1目ゴム編みで編みます。

ご紹介した以外にも、飾り編みやモチーフ編みで持ち手を作ると個性的なニットバッグの可愛さを演出できるので、上級者さんにはオススメです。

バッグ本体と一体でデザインされた持ち手を編むと、一層オシャレでこだわりの作品になりますね。

ニットの持ち手の付け方

編み上げたバッグ本体に、ニットの持ち手をつけると可愛らしい手編みならではのニットバッグに仕上がります。

持ち手の付け方によって、バッグの印象が大きく変わるので、イメージに合わせて工夫してみてください。

最初にご紹介した持ち手のバリエーションなら、シンプルなのでどんなバッグにも合いますよ。

持ち手だけ別に編んで、最後にバッグ部分へ縫い付けるのが一番簡単ですね。

持ち手をバッグの外側に縫いつけて頑丈なデザインにするのも、内側に縫い付けて大人しいデザインにするのも、あなた次第です。

さらに、ちょっとした工夫をすると、きちんと感のあるバッグに仕上げることもできますよ。

金具台型やリング、丸かんやDかんなどのアクセントになる接続部をあしらい、同様に編んだニットの持ち手を通して、まつり縫いするだけでOK。

同じ編み方の持ち手でも、接続部がアクセントになって、随分バッグの印象が変わります。

とても簡単なのでオススメです。

また、ナチュラルな雰囲気のかごバッグなら、改めて持ち手をつけるよりも、バッグを編む一連の流れで、持ち手の部分だけ編み目を飛ばして入れ口を作るのが良いですね。

シンプルに仕上げるのが素朴で素敵です。

シーンやバッグの形に合わせて、持ち手のデザインを考えてみましょう。

木製の持ち手!カジュアルなニットバッグ

素材の違う持ち手をつけると、ニットバッグの印象は一変します。

手編みとは思えないようなオシャレなニットバッグに仕上げたいなら、是非持ち手をニット以外の素材で作りましょう。

中でも丈夫でカジュアルな雰囲気になる木製の持ち手は、普段使いにもオススメです。

円形や半円、D型などの他にも、大きな手芸屋さんに行くと、こだわりの木製手口を購入することもできます。

色味も、無垢素材から色彩豊かな素材、竹を加工した手口などもあるので、ご自分の編んだニットバッグの色や素材に合わせて、持ち手を選ぶと良いですね。

持ち手の付け方はとても簡単です。

持ち手通しを編んで、手口を通し、まつり縫いで本体に縫い付けるだけ。

持ち手を包むのに必要な長さと直径に合わせて、細編みで持ち手通しを編めば出来上がりです。

持ち手通しは、飾り編みなど凝ったものにするよりも、シンプルな細編みが伸びないのでオススメです。

持ち手通しの色を変えて、アクセントにするのも個性的で良いですね。

革製の持ち手で落ち着いた雰囲気のニットバッグ

バッグ用の革製の持ち手も売られています。

ニットバッグの持ち手を革製にすると、きちんと感が出て落ち着いた雰囲気になります。

丈夫ですし、色んなシーンや服装に合いそうですね。

革製の持ち手は、長さや色が多様にあるので、イメージにあったものを選ぶようにしましょう。

合皮もあるので、安く手軽に取り入れられますよ。

合皮は、本革に比べて柔らかくて縫製も簡単です。

付け方は出来上がったニットバッグに、まつり縫いで縫い付けるだけ。

接続部に金具やリングを編み付けて、革製の持ち手を通すこともできます。

一層きちんとした印象になりますね。

金具が目立って気になる場合は、金具をニットの細編みで編み包むと良いですよ。

金具の素材を主張しすぎず、接続部分をオシャレに見せられます。

チェーンの持ち手でパーティーバッグ

チェーンの持ち手をつけると、ニットバッグがフォーマルな雰囲気になりますよ。

チェーンはお好みのデザインや長さのものをバッグ本体に縫い付けるだけで良いので簡単です。

チェーンの持ち手にするなら、がま口の口金をつけるなど、上品な仕上がりにしてはいかがですか。

100均の手芸コーナーにも、小さながま口タイプの口金が売っています。

口金をつけるためには、バッグの縁を口金のサイズに合わせてある程度減目しておく必要があります。

口金サイズに比べて余裕のある縁だと、入れ口がよれたり緩んだりすることがあるので気をつけてくださいね。

入れ口の縁は、口金サイズよりも若干小さめに仕上げておいたほうが、完成した時に形を整えやすいですよ。

ボンドなどの接着剤を使って縁を挟み込むタイプの口金もありますが、編みつけるタイプの口金が便利でオススメです。

バッグの縁編みをしながら、同時に口金を細編みで編みつけていくと自然に出来上がります。

口金が剥がれる心配もなく丈夫です。

多様な持ち手のニットバッグでオシャレを楽しもう

様々なシーンで大活躍のニットバッグ!

持ち手は、素材やデザインによって全体の印象が大きく変わるので、こだわりたいポイントです。

持ち手の付け方はどれも簡単です。

自分らしいニットバッグを持つと気分が上がりますね。

コーディネートのアクセントになることでしょう。

イメージに合わせて持ち手を工夫して、世界にひとつのニットバッグでオシャレを楽しみましょう。