結婚式のお呼ばれスタイルと言えば、女性の場合はドレスが一般的です。
ドレスの上に羽織ものを着る場合、ストールなどではなく「ジャケット」を着たいという方もいるでしょう。
確かに、ドレスの上にジャケットを羽織ると、さまざまなメリットがあると言われています。
当記事では、女性が結婚式でジャケットを着るにあったってのメリットや、結婚式にふさわしいジャケットの選び方などをご紹介していきましょう。
結婚式で女性がジャケットを着ることのメリット
女性が結婚式に参列する場合、ドレスを着ていくことが一般的です。
ドレスがノースリーブなどの場合、上に羽織ものが必要になりますが、ストールなどではなく「ジャケット」で格好良く決めたいという女性もいるでしょう。
コーディネートの主役はあくまでドレスです。
しかし、ドレスの上にあえてジャケットを着ることで、さまざまなメリットが生じると言われています。
どんなメリットがあげられるのでしょうか。
まず言えるのは、「きっちり感が増す」という点でしょう。
ドレスにジャケットを合わせると、ストールなどよりもずっと大人っぽく落ち着いた雰囲気に見せることができるのです。
また、年齢的に二の腕などが気になる女性も多いと思います。
ジャケットはストールと比べると肘あたりまでカバーできるので、女性が気にしがちな「二の腕を隠す」ことができるのです。
また、ジャケットは結婚式以外のフォーマルな場面でも着ることができます。
ドレスや華やかなストールは、結婚式以外での出番が少ないですよね。
それと比べると、気回しができるジャケットであれば「ほかのシーンでも活躍させることができる」点は大きなメリットだと言えるでしょう。
結婚式で女性が羽織るジャケット!ふさわしいものは?
結婚式で女性が着るジャケットは、どのようなものがふさわしいのでしょうか。
ジャケットと一口で言っても、たくさんの種類がありますよね。
ここでは、結婚式にふさわしいジャケットのポイントをご紹介していきます。
●ノーカラーがおすすめ
ノーカラーとは、襟のないタイプのジャケットです。
襟付きよりもすっきりとしたデザインなので、ドレスの主張を邪魔しません。
ドレスを引き立てつつ、スタイルも良く見える理想のジャケットなのです。
デザインがかっちりとし過ぎていないので、結婚式以外でも着回ししやすいでしょう。
●着丈・袖丈は短めを選ぶ
結婚式などの華やかな場では、着丈・袖丈は短いジャケットの方がスタイルが良く見えるためおすすめです。
コンパクトな方がドレスとの相性も良くなるため、野暮ったくなりません。
長袖よりも、七分袖くらいのジャケットの方が全体のバランスが良く見えるでしょう。
着回し重視の方は、長袖のジャケットでも折り返しができるものがおすすめです。
選ぶジャケットの色!ドレスとの色合いに注意しよう
結婚式にふさわしい女性のジャケットは、ノーカラータイプで着丈・袖丈が短めのものだということが分かりました。
ここでは、選ぶジャケットの「色」について考えていきましょう。
まず、コーディネートの主役はドレスですよね。
そのため、ドレスとの色合わせに注意しながらジャケットの色を選んでいく必要があります。
基本的に、
・ドレスが淡色なら濃色のジャケット
・ドレスが濃色なら淡色のジャケット
となるように、上下で濃淡のバランスを取ったコーディネートにするのがおすすめです。
こうするとメリハリがつき、写真映えも良くなるのです。
例をあげると、
・ドレスが黒色ならジャケットはベージュ
・ドレスがベージュならジャケットは黒色
といった具合です。
上下を同じような色でまとめるコーディネートも間違いではありませんが、メリハリのある色合いの方が華やかに見せることができます。
まれに黒いドレスに黒いジャケットを「無難だから」と言って合わせる女性がいらっしゃいますが、結婚式は華やかな場なため、あまりふさわしくありません。
間違いではないですが、なるべく淡色を上下のどちらかに取り入れ、おめでたい気持ちをコーディネートで表しましょう。
結婚式では避ける!女性のNGジャケットとは?
女性の結婚式のお呼ばれスタイルは、ドレスとジャケットの色合いに注意する必要があります。
しかし、注意すべき点はそれだけではありません。
ジャケットによっては「結婚式にふさわしくない」避けるべき種類のものがあります。
以下で詳しくご紹介していきましょう。
●毛皮・革素材のジャケット
結婚式では、動物の毛を使用したものはすべてマナー違反と見なされます。
合皮などフェイクファーも同様です。
色や形以前の問題となるので、選ばないように注意しましょう。
●白いジャケット
ドレスにも言えることですが、結婚式では「白」は花嫁のみが着れるものです。
参列者は白い洋服を着るとマナー違反となるため、必ず避けてください。
白いジャケットを着たい場合は、ベージュやシルバーなどに変更しましょう。
●カジュアルなジャケット
デニムなどのカジュアルなデザインのジャケットも、結婚式にはふさわしくありません。
かっちりした素材で、高級感のあるシンプルなものがふさわしいです。
きちんと結婚式の雰囲気に合った素材のジャケットを選ぶようにしましょう。
女性が結婚式のジャケットを選ぶ際に注意すること
前項では、結婚式でマナー違反となるジャケットの種類について知ることができました。
それとは別に、女性が結婚式に着ていくジャケットを選ぶ際、注意すべき細かいポイントをまとめました。
以下を参考にして、ジャケットを選んでくださいね。
●ドレスの装飾とかぶらないようにする
ドレスに装飾が多い場合、ジャケットはシンプルなものがおすすめです。
ジャケットにも装飾があったり、ボタンが付いている場合、デザイン同士が主張し合ってしまいます。
ジャケットはあくまでドレスを引き立てるものとし、シンプルなノーカラーのジャケットを選んでください。
●袖ありドレスとの袖丈の差
ドレスが7分袖~長袖の場合、ジャケットの袖丈に注意が必要です。
ジャケットの袖丈よりもドレスの袖丈が長いと、下から出てしまって見た目のバランスが悪くなります。
ドレスが7分袖であればジャケットは8分袖を選ぶなどして、ドレスの袖が見えないように注意が必要です。
不格好にならないよう気をつけましょう。
結婚式のお呼ばれに!おすすめのジャケットをご紹介
ここでは、結婚式のお呼ばれスタイルとしておすすめの女性のジャケットをご紹介していきます。
使いやすく着回ししやすいものを中心にご紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
【She’s(シーズ):エレガントシャンタンシャンパンジャケット】
7分袖のシンプルなデザインのボレロジャケットです。
シャンパンカラーでゴージャス感があるため、ドレスがシンプルでも目を引くコーディネートです。
バックがフレア付きのデザインになっているため、女性らしいおしゃれな雰囲気を醸し出せます。
【SweetAs(スイートアズ):首元ビジューノーカラーシャンパンジャケット】
女性らしい丸みを帯びたシルエットのボレロジャケットです。
シャンパンカラーのジャケットで、首元にはビジューが光り女性らしいデザインになっています。
7分袖の鮮やかなジャケットで、結婚式にピッタリです。
【Agreable(アグレアーブル):バルーンスリーブブラックボレロ】
袖がふんわりと丸くなった、可愛らしいデザインのボレロジャケットです。
5分丈ほどの袖丈で、全体的に丸みがあるおしゃれなデザインをしています。
カラーが黒なので、明るい色のドレスとよく合うでしょう。
結婚式のお呼ばれスタイルはジャケット×ドレスがおすすめ!
結婚式に参列するなら、ドレスの上にジャケットを羽織るのがおすすめです。
ジャケットには「きっちり感が増す」「二の腕を隠すことができる」などのメリットがあり、さらに結婚式以外にも着回しすることができます。
結婚式のジャケット選びにはさまざまな注意点があり、マナー違反となるジャケットはおすすめできません。
結婚式にふさわしいジャケットを選び、ドレスとの色合いにも注意しましょう。
素敵なジャケットとドレスのコーディネートで、思い出に残る結婚式にしてくださいね。