無骨で男らしい雰囲気のアメカジファッションは、いつの時代も人気ですよね。
アメカジファッションにおいて、「デニムパンツ」はマストアイテムといえるでしょう。
そこで今回は、おすすめのデニムパンツブランドと、アメカジテイストのメンズコーディネートを中心にご紹介していきます。
アメカジファッションに興味のある人は、ぜひご一読ください。
アメカジファッションに「デニムパンツ」は欠かせない!
そもそも「アメカジファッション」というのは、アメリカンカジュアルをイメージしたファッションテイストのことを指します。
アメリカ定番のファッションアイテムとして、最初に思いつくのはなんですか?
多くの人は、やはり「デニムパンツ(ジーンズ)」を思い浮かべるでしょう。
デニム素材自体はヨーロッパ生まれですが、デニムパンツの原型が確立されたのはアメリカだといわれています。
本来は労働服として使用されていたものなので、耐久性や機能性に優れており、経年変化による色あせなども魅力のひとつでしょう。
実際、デニムパンツをコーディネートに取り入れるだけで、一気にアメカジ感が増しますよね。
・「ラフなのにかっこいい」
・「長い年月愛用できる」
・「はき慣らすと味が出る」
こうした魅力たっぷりのデニムパンツで、アメカジコーディネートを極めましょう。
次項からは、おすすめのデニムパンツブランドをご紹介していきます。
やっぱりおすすめ!アメリカ発祥のデニムパンツブランド
まずは、アメリカ発祥の王道デニムパンツブランドを見ていきましょう。
アメカジコーディネートに取り入れたいのは、以下のブランドです。
【Levi’s(リーバイス)】
はじめに、定番のデニムブランドとして「Levi’s」を取り上げましょう。
創業開始は1853年、カリフォルニア州のサンフランシスコで生まれました。
ゴールドラッシュ(金鉱を目当てに人が殺到すること)の影響により、労働者向けのデニムパンツづくりを開始したのがきっかけだったといわれています。
「リベット」や「5ポケット」デザインを生み出したパイオニア的存在で、現代にも多くのファンがいます。
【Lee(リー)】
老舗ブランドとしては、「Lee」もおすすめです。
1889年に創設された「Lee」は、1911年から本格的なデニム衣料をつくりはじめました。
トレンドに合わせてアップデートされるデザイン性が魅力で、イマドキの着こなしにもマッチしやすいでしょう。
【Wrangler(ラングラー)】
「Levi’s」「Lee」と並んで、アメリカの三大ジーンズブランドといわれているのが「Wrangler」です。
現地のカウボーイから親しまれているブランドで、トレンド感を追う「Levi’s」「Lee」に比べると、クラシカルデザインなのが特長です。
ジャパニーズブランドのおすすめは?
本場のアメリカブランドに続いては、ジャパニーズブランドにも注目しておきましょう。
国産デニムのおすすめブランドとしては、以下を参考にしてみてください。
【EDWIN(エドウイン)】
1960年代からデニムパンツをつくりはじめたファッションブランドで、当時の日本では初の試みだったそうです。
国産ブランドということで、日本人の体形にフィットしやすいシルエットを研究しています。
バリエーションも豊富なので、お気に入りの一本が見つかりそうですね。
【WAREHOUSE(ウエアハウス)】
1995年創設の「WAREHOUSE」では、『ヴィンテージ古着の忠実な復刻』というテーマを掲げています。
古着のような風合い・ディテールをお求めであれば、ぜひチェックしておきましょう。
デニムパンツ以外にもアメカジ感のあるアイテムが揃いますから、同一ブランドでトータルコーディネートもできそうです。
【KATO(カトー)】
アメカジテイストのファッションにおいては、「KATO」のデニムパンツもおすすめです。
『TOOL PROJECT』というコンセプトのもと、着心地の良い素材感、洗練されたデザイン性に強みがあります。
デニムパンツの選び方が知りたい!
ここでは、デニムパンツの選び方についてお話しします。
デニムパンツはサイズ選びが肝心で、ここで失敗すると野暮ったい雰囲気になってしまいます。
特に大事なのは、「サイズ」と「シルエット」です。
◯サイズ
デニムパンツを選ぶときは、ご自分のウエストと太もものサイズに着目してみましょう。
着用した際に、「ウエストに拳が半分入る」というのが理想的です。
太もも部分においては、デニムパンツの脇線をチェックしてみましょう。
裾に向かって真っすぐ落ちているようなら、正しいサイズ感であると確認することができます。
◯シルエット
デニムパンツには、たくさんのシルエットがあります。
・ストレート
・ルーズストレート
・タイトスレート
・スリム
・スキニー
・テーパード など
アメカジテイストのメンズファッションであれば、ややゆったりめのシルエットがおすすめです。
ストレートやルーズストレートあたりが定番でしょうか。
しかし近年は、スリムシルエットのアメカジコーディネートも人気があります。
このことから、実現したいコーディネート次第で、デニムパンツのシルエットを変える必要が出てくるでしょう。
デニムパンツの定番アメカジコーディネートをご紹介!
ここからは、デニムパンツを用いたアメカジコーディネートをご紹介します。
まずは、鉄板のアメカジコーディネートから見ていきましょう。
〈ロゴトレーナー×デニムパンツ〉
アメカジらしさのあるロゴトレーナーは、デニムパンツとの相性はばっちりです。
ヴィンテージ感のあるストレートデニムを合わせ、渋く決めてみましょう。
〈チェックシャツ×デニムパンツ〉
こちらもアメカジ定番の組み合わせですね。
カジュアルテイストのコーディネートは、シルエットを細身にすることでトレンド感が出ます。
また、チェックシャツにダウンベストを重ねるのもおすすめです。
〈レザージャケット×デニムパンツ〉
男らしいコーディネートがお好きなら、レザージャケットを合わせてみましょう。
味のあるダメージデニムをチョイスすれば、より武骨なイメージになりますね。
おしゃれさんにおすすめ!こなれ感のあるアメカジコーディネートとは?
定番のデニムパンツコーディネートをご紹介したので、こちらでは少し上級者向けの組み合わせを挙げてみます。
〈デニムジャケット×デニムパンツ〉
上下アイテムを同じ素材にした、こなれアメカジコーディネートです。
デニム生地の色合いを統一することで、着こなしやすくなるでしょう。
ワークテイストのファッションがお好きな人は、ぜひお試しください。
〈ロングコート×デニムパンツ〉
いつもより、きれいめスタイルにしたいときは、デニムパンツにロングコートを合わせてみてください。
アメカジらしさを残すためには、足元にスニーカーを投入するのがおすすめです。
おしゃれなミックススタイルで、まわりに差をつけましょう。
〈セーター×デニムパンツ〉
こうしたコーディネートの場合、「ネイビーカラー」で統一するのがポイントです。
クラシカルで大人っぽい雰囲気なので、さまざまな場面に対応できます。
アメカジファッションにはデニムパンツを!
アメカジファッションを目指すなら、三大ブランド「Levi’s」「Lee」「Wrangler」は押さえておきたいところです。
また、国産ブランドもたくさんありますから、ぜひお気に入りを見つけておきましょう。
デニムパンツの選び方においては、「サイズ」と「シルエット」が大事です。
自分らしい着こなしで、アメカジコーディネートを楽しんでくださいね。