パーカーは着回しのことを考えるとシンプルなものを選びがちですが、ここにシャツを腰巻にするだけで、コーデのポイントとして全体を引き立てることができます。
シャツを腰に巻くだけでこなれた雰囲気に仕上がるため、これまで試したことのない方には特におすすめです。
ただ、巻き方を間違ってしまうと、だらしなく見えたりカッコ悪くなってしまったりすることがありますので注意が必要でしょう。
パーカーにシャツを腰巻するコーデで、雰囲気を変えてみませんか。
シンプルなパーカー!合わせやすさの落とし穴
パーカーに限らず、着回しのことを考えて服をシンプルなもので揃える方は多いですよね。
しかし、シンプルな服ばかりですとコーデも単調になりがちで、いつも同じような雰囲気になってしまうことでしょう。
パーカーは柄やロゴが入ったものであれば、それだけでポイントにもなりますが、無地のパーカーですとボトムスによっては寂しい印象になりかねません。
合わせやすさを優先して考えるあまりに、全体のコーデがつまらないものになってしまうこともあるのです。
それなら、パーカーの色や柄などで個性を出せば良いのではと思うかもしれませんが、パーカー自体の主張が強くなり過ぎると、それだけのコーデとして完了してしまう可能性があります。
シンプル過ぎても駄目、個性を出し過ぎても駄目となると、どうすれば良いのか悩んでしまう方もいるでしょう。
そのような方には、シンプルなパーカーにシャツを腰巻することをおすすめします。
シャツを腰巻することによって、普段のコーデを簡単に変えることができます。
パーカーにシャツを腰巻するのにはどのような効果があるのか、次項で確認しましょう。
パーカーにシャツを腰巻する!その効果とは?
シンプルなパーカーにシャツを腰巻することによって、生まれる効果があります。
それは、「コーデに彩を与える」効果です。
シンプルなパーカーは、ボトムスに何を合わせてもただのシンプルコーデで完了してしまいがちです。
しかし、シャツを腰巻することでシャツの動きが加わり、シャツが一つのアクセントとしてコーデ全体を引き立ててくれるのです。
いつものシンプルコーデが、シャツをプラスするだけでこなれた雰囲気に仕上がるのであれば、すぐにでも取り入れてみたいですよね。
実際シャツを腰巻にするだけですので、シャツさえあれば簡単にコーデとして完成させることができるでしょう。
今までのパーカーやボトムスを変えることなく、シャツ一枚で変えることのできるこのコーデですが、腰巻するシャツはどのようなものでもOKなのでしょうか。
次項では、腰巻するシャツの選び方のポイントをご紹介します。
腰巻するシャツ!どのようなものがおすすめ?
シンプルなパーカーに腰巻するのにおすすめなシャツは、チェック柄のシャツです。
チェック柄のシャツは、チェックが入っていればどのようなタイプでも合わせやすいはずです。
柄の大きさは問いませんので、手持ちのものでもすぐ使えるかもしれません。
色は、赤や青のチェック柄が使いやすいでしょう。
赤のチェック柄のシャツは、シャツとして着ると赤の主張が強く出ますが、腰に巻くことでシンプルコーデが華やかに変身します。
上を白いパーカーにすれば、白の明るさと赤の華やかさが美しく映えます。
男性でも女性でも赤のチェックは華やかさがプラスされ、ワンポイントとしても有効でしょう。
青のチェック柄のシャツは、赤ほどの主張はないもののシンプルコーデを爽やかに仕上げます。
また、チェック柄のシャツではなくても、デニムシャツを腰巻する方法もあります。
ただ、ボトムスをジーンズにする場合は、デニムシャツと色合いが違うものを選んだほうが良いです。
色合いが似ているものですと、せっかく腰に巻いたシャツがボトムスと同化してしまう可能性があるからです。
腰巻のシャツはパーカーの上?下?腰巻のポイント
パーカーにシャツを腰巻する場合、パーカーの上にするのか下にするのか迷ってしまうこともありますよね。
こちらでは、パーカーに腰巻をするポイントをご紹介します。
◯シャツはパーカーの下に腰巻する
シャツをパーカーの上に腰巻すると、パーカーのシルエットを崩すためカッコ良く仕上がりません。
シャツは必ずパーカーの下に腰巻しましょう。
◯ボタンを留める位置はシャツの広がり具合で決める
腰巻するシャツは、ボタンをどこの位置で留めるかによって仕上がったときの雰囲気が変わります。
・ボタンを閉めない→裾が広がりラフなイメージ
・ボタンを一つ留める→裾が広がり過ぎない標準的な仕上がり
・ボタンを三つ以上留める→裾が広がらず腰巻のインパクトは少なめ
ボタンの留め具合は、パーカーとの相性や好みに応じて合わせてみてください。
パーカーはボリュームがありますし、ボタンを留めすぎるとせっかくの腰巻効果が薄れてしまうので注意しましょう。
◯シャツの襟は内側に折る
襟は基本的にパーカーの内側にあり見えづらいですが、何かの加減で背中が見えてしまったことも考え、内側に折ってから巻くようにしましょう。
パーカーに腰巻するシャツ!巻き方を知ろう
こちらでは、パーカーに腰巻するシャツの巻き方をお伝えします。
①一番上のボタンを閉じる
②襟の部分を内側に折る
③腰に巻いて、袖を前で結ぶ
これだけで完成です。
シャツの裾の開き具合で留めるボタンの調整は必要ですが、あとは全体のバランスを見て仕上げましょう。
また、シャツの結び目は一つでもOKですが、外れやすい場合は二重結びでも大丈夫です。
結び目はパーカーで隠れますので、しっかりと結んでしまっても良いでしょう。
あと、気をつけたい点は、シャツを巻く位置です。
シャツをあまり腰の上の方で巻くと、ボリュームのあるパーカーに隠れてシャツが見えづらくなってしまいます。
パーカーとのバランスを見ながら、腰よりも少し広い位置に結ぶなど、どれくらいシャツを見せたいのかによって調整しましょう。
パーカーとのボリュームに合わせるのであれば、シャツの裾はある程度広がり、丈も出ているほうが綺麗に仕上がると思います。
パーカー×シャツの腰巻コーデの具体例をご紹介!
最後に、パーカーにシャツを腰巻するコーデの具体例をご紹介します。
お手持ちの服と合わせて、確認してみましょう。
◯グレーのパーカー×赤のチェック柄シャツ×ジーンズ
こちらのコーデは、男性女性問わずに似合うものです。
グレーのパーカーにジーンズですと、シンプルなコーデで終わってしまいますが、ここに赤のチェック柄シャツを腰巻することによって、グッと華やかな印象に仕上がります。
チェックの柄が大きいと、より華やかな印象になるでしょう。
上にグレーのパーカーを持ってくることによって落ち着きがでますので、ジーンズは綺麗めでもダメージが入っていてもOKです。
◯白のパーカー×青のチェック柄シャツ×薄色ジーンズ
白のパーカーと薄色のジーンズで爽やかさは出ますが、ここに青のチェック柄シャツを加えることによって、シャツの青がワンポイントとして引き立ちます。
白のパーカーに青のチェック柄のシャツがよく映えることでしょう。
ジーンズは薄色にするとによってシャツの青が引き立ちますので、濃紺のジーンズは避けたほうが良いです。
もし、濃紺のジーンズを合わせたいのであれば、シャツを薄い青色に変えてみましょう。
パーカーにシャツを腰巻!チェック柄のシャツで決めよう
パーカーにシャツを腰巻することは、シンプルコーデをこなれた雰囲気に変えることができます。
着回しの良さを考えるあまり、パーカーもボトムスもシンプルになりがちですが、ここにシャツを合わせるだけでコーデのワンポイントとして引き立てることができるのです。
シャツの巻き方や上手に巻くポイントをお伝えしましたので、取り入れてこれからの新しいコーデに生かしていきましょう。