普段、デニムにハイヒールを合わせてコーディネートを楽しむ女性は多いですよね。
タイトなデニムにハイヒールを合わせることで、スタイルアップ効果があり、素敵な女性に見えるものです。
そんな中、気になるのがストッキングの問題です。
デニムとハイヒールでコーディネートを楽しむ際、ストッキングははいたほうが良いのでしょうか。
もしはいたほうが良いのなら、その理由はどのようなものなのでしょうか。
今回はストッキングの重要性について、詳しくお話ししていきます。
デニムにハイヒールを合わせる!ストッキングははくべき?
普段仕事でハイヒールをはく女性は、社会人のマナーとしても、ストッキングをはいている方が多いと思います。
しかし、休日にデニムとハイヒールを合わせてラフなコーディネートを楽しむ際は、ストッキングをはいていない女性もいるでしょう。
確かに、ストッキングは窮屈なイメージがあり、休みの日にまではきたくないという女性は多いのかもしれません。
海外の女性のように、素足でハイヒールをはき、さっそうと歩くイメージに憧れを持つ女性もいるでしょう。
しかし、ハイヒールは素足ではなく、ストッキングをはいたほうが良いと言われています。
それは主に「足を守る」という理由によるものです。
ハイヒールは靴の中でも靴擦れを起こしやすい傾向があり、特に新品のハイヒールを素足ではくと、数回で靴擦れを起すことが多いのです。
ストッキングをはくと緩和剤として役立つため、靴擦れを起こしにくくなります。
足にかかる負担を軽減させるためにも、ハイヒールにはなるべくストッキングを着用するべきでしょう。
デニムとハイヒールのコーディネート!ストッキングをはくと「蒸れ防止」にもなる!
前項では、デニムとハイヒールを合わせたコーディネートの際、ストッキングをはくことの重要性についてお話ししました。
実はストッキングをはく理由は、靴擦れ防止のためだけではありません。
「蒸れを防止」して、靴の中を清潔に保つという効果も期待できるのです。
日本は湿気が多いことで知られていますが、素足でハイヒールをはくと、足の裏の汗や皮脂をハイヒールにすり込むことに繋がります。
そうなると、靴の中に湿気がこもり、雑菌が繁殖しやすい環境となってしまうのです。
雑菌は嫌な臭いの原因となるため、女性には深刻な悩みになってしまうでしょう。
そうならないために、ハイヒールを使用する際はストッキングをはくことをおすすめします。
ストッキングをはいてからハイヒールをはくことで、汗や湿気をストッキングが吸収してくれるので、蒸れを防止できるのです。
また、パンプスの中をより清潔に保ちたい女性は、ハイヒールに中敷きを敷くのもおすすめです。
中敷きをこまめに洗い、なおかつ抗菌作用のあるタイプを選べば、雑菌を抑えることに繋がります。
ぜひ活用しましょう。
ストッキングはハイヒールの劣化防止にもなる!
冒頭で、デニムにハイヒールを合わせる際は、足を靴擦れから守るためにも、ストッキングをはくことをおすすめしました。
しかし素足でハイヒールをはくと、傷むのは足のほうだけでなく、ハイヒールのほうも同じであることを覚えておきましょう。
素足でハイヒールをはくと、汗や皮脂がハイヒールにすり込まれてしまうのは前述した通りです。
それにより不衛生な環境となり、ハイヒールからも嫌な臭いがする原因となってしまうでしょう。
また、そのほかにも伸びた爪や、硬い皮膚によってハイヒールの内側が傷ついてしまうことがあります。
定期的にお手入れするのが理想的ですが、その際に丸洗いすると型崩れを起こしたり、正しいお手入れの仕方をしないことで逆に劣化が早まったりするリスクも考えられるのです。
ストッキングをはくと緩和剤の役目をするため、ハイヒール側にかかる負担を軽減することに繋がります。
値段の高いハイヒールや、長く愛用したいお気に入りのハイヒールがある場合は、必ずストッキングをはいて劣化防止を意識してください。
ハイヒールの際ストッキングをはいていれば突然の訪問でも安心!?
素足でハイヒールをはいている際、急遽知人の家にお邪魔したり、座敷のお店に行ったりすることもあるでしょう。
デニムにハイヒールを合わせたコーディネートの際、ストッキングをはいていない場合は、当然裸足で上がることになりますよね。
そうなると、素足のままでは相手方に失礼にあたります。
普段からストッキングをはく習慣がある方は、突然の訪問でも問題ないでしょう。
しかし、普段からストッキングをはかないことが多い方は、常に靴下を持ち歩くことをおすすめします。
汗や皮脂汚れを防ぐために、相手宅の玄関で靴下をはいてから、相手のお宅に上がるようにしましょう。
あまりスマートな動作ではありませんが、素足で上がるよりは、マナーの観点では印象が良いはずです。
もしも季節が夏で、同じように素足でサンダルをはいていた場合も、このような理由から別途靴下を持ち歩くことをおすすめします。
デニムの下にストッキングをはく!膝下ストッキングがおすすめ
ここまで、デニムとハイヒールを合わせたコーディネートの際は、さまざま理由によりストッキングをはくことをおすすめしてきました。
確かにストッキングは、足やハイヒールを保護したり、蒸れを防止したりなどの嬉しい効果が期待できます。
しかしデニムがタイトだった場合、ゴワゴワしたり、きつかったり、トイレのたびにストレスが溜まったりする方は多いでしょう。
実際に窮屈なのが嫌で、素足でハイヒールをはいている女性も多いようです。
ここでは、そのような方におすすめの「膝下ストッキング」についてご紹介します。
膝下ストッキングとは、靴下のようにはくことのできる膝下丈のストッキングです。
さっとはくことができ、夏でも暑くならず、快適に過ごせます。
タイトなデニムの際も、ごわつきが気にならないため、ストッキングの良いところを残したまま快適に過ごせるでしょう。
ストッキングをとにかく楽にはきたい方や、ストッキングに苦手意識を持っている方におすすめです。
冬は通常のストッキングをはき、夏は膝下ストッキングをはくなどして、季節によってはき分けても良いでしょう。
デニムとハイヒールのコーディネートでは靴下でおしゃれを楽しもう!
デニムとハイヒールのコーディネートでは、ストッキングが重要な役割をしますが、中には「ストッキングは大人っぽくてあまりはきたくない」と考える女性もいるでしょう。
その場合、ストッキングの代わりに靴下を合わることをおすすめします。
以下でデニムとハイヒールにおすすめの靴下コーディネートをご紹介しましょう。
●黒
黒はどのようなコーディネートでも、合わせやすい色です。
デニムが青で靴下が黒なら、ハイヒールが何色でもだいたい合います。
更に黒は、足首が締まって細く見える効果もあるためおすすめです。
●ボーダー
靴と同じ色のボーダーにすると、おしゃれ度がアップします。
例えば、ハイヒールが黒なら、靴下を黒と白のボーダーにすると、インパクトがありつつまとまりが出て、バランスが良く見えるでしょう。
●同系色でまとめる
ハイヒールと同系色の靴下にするのもおすすめです。
ハイヒールが茶色なら、靴下を黄色やベージュにするとグラデーションカラーとなりおしゃれですよ。
●ライン入り
無地の靴下も良いですが、ワンポイントで横ラインが入ったものなら、シンプルなコーディネートのアクセントになります。
スポーティー感が強いですが、ハイヒールと合わせることでバランスが良くなるでしょう。
デニムとハイヒールでおしゃれコーディネート!ストッキングは必ずはこう!
これまでデニムとハイヒールを合わせたコーディネートの際、素足で過ごしてきたという女性は多いかもしれません。
しかし、素足でハイヒールをはくと、足とハイヒールを傷つけ、湿気がこもる原因にもなり得ます。
ストッキングには窮屈なイメージを持つ方が多いですが、膝下ストッキングなどを選べば、はくことのストレスはあまり感じません。
ハイヒールにはストッキングをはいて、さまざまな問題を軽減させましょう。