コスメ初心者にもおすすめ!10代の女子向けのコスメをご紹介

コスメは、今や年齢を問わずあらゆる世代に取り入れられている身だしなみ手段のひとつですね。

最近では、学生に人気のプリクラで、メイクを施したように映る加工ができる時代です。

その影響もあってか、成人前の10代の皆さんの流行やコスメに対する熱意の強さは、非常に大きいものなのではないでしょうか。

ここでは、コスメを初めて使う方や10代の若い方々におすすめのコスメについてお伝えしていきます。

コスメの歴史はどんなもの?

コスメは、いつ頃から使われていたものなのでしょう。

コスメの歴史をさかのぼると、大変古くからある風習であることがわかります。

例えば、古墳時代の古墳から出土した埴輪を見ると、顔に赤い色が施されています。

古墳時代は今から1700~1300年前といわれています。

その頃からすでに、顔に何らかの色を塗るという風習があったようです。

原始時代のコスメは、個人の美容のためというよりも、おそらく呪術的な意味合いを持っていたのでしょう。

中国や朝鮮半島など、海外の国との交流が生まれたことで新たな文化が輸入され、コスメもだんだんと美容を目的としたものに変わってゆきます。

江戸時代になると、コスメの方法について書かれた本が出回ったようです。

肌は白く、唇や爪は紅、眉は黒々とさせるのが当時のコスメの常識だったようです。

さらに既婚者は、歯にお歯黒を塗ることが決められていました。

10代などの若い年齢であっても、今のように雑誌のおすすめコスメを選んで自分の思うようなコスメを楽しむということは難しかったでしょう。

個人の好みではなく、決まりにのっとって行っていたというのが正解かもしれません。

美女の定義、コスメの常識は、時代によって大きく異なるものだったことがよくわかります。

コスメは何のためにある?

現代では、コスメは自分を魅力的に見せるための手段として多くの場合使われています。

しかし長い歴史をたどると、コスメはいろいろな意味を持つものとして移り変わってきたことがわかります。

古代では呪術的な意味を持つものとして使われていました。

江戸時代になると成人である証や、既婚、未婚を見分けるための手段としてコスメは役立っていました。

戦後、女性が社会で活躍するようになってくると、コスメは社会において対人関係を滑らかに機能させる手段としても使われるように変わってきました。

そして現代では、コスメは100円ショップやコンビニでも見かけることのできるほど身近なアイテムになっています。

雑誌を開けば、おすすめのコスメ特集が頻繁に組まれています。

10代でも購入しやすい低価格のコスメが増え、女性だけではなく男性にも支持される存在に変わってきました。

利用対象者が大きく変化し、年齢や性別を問わず気軽に取り入れることのできるアイテムとして現代のコスメは存在しているといえるでしょう。

その時代背景、女性を取り巻く環境などが密接に絡み合い、コスメの意味合いは時代とともに大きく変化してきたのです。

10代の肌はデリケート!コスメを使う時の注意

現代の10代のバイタリティは、素晴らしいですね。

特に、女子のエネルギーの強さには脱帽する瞬間が多々あります。

10代は、心身の成長が最も活発な時期です。

体力や免疫力をはじめ、肌や髪の質など、体中に活力が生き生きと満ち足りている年代です。

10代の時期に心身をいかに成長させることができたかということが、その先の体調、肌質その他に関わってくるともいえます。

そんな10代のお悩みの上位として挙がるのは、ニキビなど肌荒れに関するものではないでしょうか。

肌の新陳代謝のリズムが崩れることによって起こるのが、ニキビをはじめとする肌荒れです。

10代はホルモンバランスが安定しないこともあり、ニキビなどができやすい年頃です。

そのような敏感な肌にコスメを乗せる場合、気を付けて頂きたいのがクレンジングです。

皮脂とは異なる油分を含むコスメを肌に使用することは、肌にとっては負担となります。

コスメを使用した肌に対して十分なケアをしないまま就寝してしまったとしたら、その行為は肌に大きなストレスを与えていることになります。

コスメを使用するならば、コスメや皮脂の汚れを落とすクレンジング、洗顔をはじめ、肌を整えるための化粧水、乳液は必ずセットで揃えることをおすすめします。

一日の終わりにはコスメをきれいに落とし、肌を整えることを心掛けましょう。

10代におすすめのコスメづかいのポイント!

10代の肌は、自然のままのきめ細やかさと透明感を持っています。

そんなきれいな肌質を活かしつつ、付け足したい部分を補うようなコスメづかいを心掛けましょう。

また、きれいな肌を保つために、一日の終わりに必ずコスメを落としきることを習慣付けてください。

そして、コスメの土台ともいえる肌のコンディションを毎日のケアで整えることも大切です。

加齢とともに確実に失われるきめ細かい素肌は、適度な潤いを必要とします。

本来、肌は新陳代謝によりある一定の速度で入れ替わっています。

しかし、肌の成分と異なるコスメを乗せたり、紫外線や有害物質などの刺激を受けたりすることで、新陳代謝のリズムが崩れることがあります。

新陳代謝を活発にするには、肌にとって要らないものは速やかに落とし、潤いと適度な油分を補うことが効果的です。

化粧水で潤いを与え、乳液で水分を逃がさないよう保護しましょう。

このひと手間を怠らないことが、コスメをより楽しむための秘訣です。

さりげないコスメ使いがおすすめ!10代を可愛く見せるコツ

コスメには、さまざまな役割があります。

例えば、肌の凹凸を目立たなくさせることが可能です。

目元にラインを付け足すことで、やや小さめな目でも大きくぱっちりと見せたり、逆に目元をすっきりと切れ長に見せたりします。

血色が優れない顔色に色味を加えることでふっくらとした口元を表現したり、上気したような可愛らしい頬を表現したりと、実にさまざまな働きをしてくれるアイテムです。

10代は、きめ細やかな肌質やふっくらと血色の良い口元や頬などの要素を、比較的備えている年代といえます。

そこで素材の良さはそのまま生かし、自分にとって気になる部分をさりげなく補うことが、10代をより可愛らしく見せるおすすめのコスメの使い方です。

人の印象を決める顔のパーツのひとつが、目元です。

目については、一重、二重、大きめ、小さめなど個人差があります。

目元の印象をよりはっきりさせたい場合、アイラインも良いのですが、目立つ部位であるため10代にとっては規制も多い部分でしょう。

目元の印象作りのために、まず眉を工夫してみましょう。

もともとくっきりと太目な眉であれば、そのまま生かしましょう。

最近の流行のスタイルは、太めかつアーチ状の、自然に近い眉ですね。

もともとくっきりと太目な眉であれば、そのまま生かしましょう。

極度に整える必要はありません。

ただ、眉が薄め、細めといったお悩みがあるならば、アイブローパウダーやペンシルを使ってみましょう。

眉がまばらならばすき間を埋めるような気持ちで、細い眉ならば自眉を覆うようなイメージで使ってみてください。

コスメは自分の魅力を引き出すために使うのがおすすめ!

自分の顔に100%満足している人は、この世の中に果たしてどれほど存在するのでしょうか。

おそらく、誰しもが何らかのコンプレックスを抱えているのが現実でしょう。

成長過程にあり、外見、体型なども変わりやすく、揺らぎやすい10代は特に、外見のコンプレックスを強く感じやすい年代といえるでしょう。

ただ、本人にとってはコンプレックスでも、それはその人自身の個性であり、他人から見れば魅力的に感じる場合も多いものです。

憧れの芸能人などに自分の見た目を近づけるためにコスメを使うのも良いですが、その前に自分の素顔を一度じっくり研究することをおすすめします。

写真を見返してみたり、本音を言い合える友人などとお互いの顔の印象を伝え合ったりしてみると、他人から見た自分の印象を知るきっかけになります。

例えば、自分では目が小さいというコンプレックスに縛られていたとしても、他人から見たらその目がとてもやさしい印象として受け取られているかもしれません。

顔が丸くて太って見えそうと思っていたとしても、それがおおらかさや元気さ、幸福感を周囲に与える元になっているかもしれません。

顔立ちが整っている人は確かに素敵です。

しかし、個性のにじみ出る顔は、それ以上に輝いて見えたりします。

自分の顔を知り、その魅力をより引き出すために、コスメを上手に取り入れましょう。

自分を演出するのは素晴らしいこと!

自分の印象を良いものにしたいという気持ちは、年齢、性別問わず、多くの人が持っていることでしょう。

見た目の印象を作り出す要素は、いくつかあります。

もともとの顔の作りはもちろん大きな要素です。

それに加え、豊かな感情表現から生まれるその人ならではの表情が占める部分が、実はとても大きいのではないでしょうか。

自分の個性を生かし、より自信を持つための道具のひとつとしてコスメを適度に取り入れ、魅力的な自分を演出し続けてください。