冬の防寒やおしゃれに大活躍するダウンジャケットは、デザインによってモコモコとしたボリュームやすべりやすい生地などさまざまな特徴があります。
その特徴ゆえにどんなバッグを合わせようか迷ってしまうということも多いでしょう。
そんな時は、逆にダウンの特徴を利用してバッグを選ぶのも一つの手段です。
そこで、ダウンジャケットに合うバッグとおすすめコーディネートをご紹介します。
ダウンに合うバッグの素材も知っておこう
ダウンの多くはナイロンなどの滑りやすい素材のものが多いです。
その滑りやすさやダウンのボリューム感で、合わせるバッグのチョイスに悩んでしまうという方も多いでしょう。
そこでまずはダウンに合わせるバッグに向いている素材を知っておきましょう。
1つ目はダウンと同じナイロンなどの素材です。
同じような素材だとコーディネートのしやすさは抜群です。
もともと、ダウンにあるアウトドア感を増してしまわないか心配になりますが、ボトムスなどで工夫すれば大丈夫です。
そして次におすすめするのはコットン系のバッグです。
雨や雪など天気が良くない時には向きませんが、カジュアル感もあり、プライベートにも最適です。
コットン系とは反対に高級感の出せるレザー系のバッグもおすすめです。
最近では仕事時でもダウンを着用する方も増えています。
そんなビジネスシーンにはレザー系素材で、しっかりとした印象にまとめましょう。
最後におすすめするのが、冬ならではのウール系素材です。
ツイードなど冬らしいアイテムで、ダウンコーディネートのアクセントとして大活躍します。
こうして見ると素材だけでもいろいろ考えられます。
種類と合わせて考えるとダウンに合うバッグも無限大です。
ダウンに合うのは定番トートバッグ
ある程度の荷物が入り、ダウンジャケットのボリューム感を気にせず持てる定番アイテムがトートバッグです。
素材やデザインなどの種類も豊富なので、コーディネートにあわせておしゃれに使える便利なアイテムです。
ダウンジャケットを着ていると、トートバッグをちょっと肩にかけたりする持ち方はかえって持ちにくい感じになってしまいます。
ですから基本、手持ちでの使用がおすすめです。
そんなトートバッグの中で、押さえておきたいものをいくつかご紹介します。
【PUレザートートバッグ】
レザーのトートバッグは、カジュアルになりがちなダウンジャケットのコーディネートをレザー素材の持つ高級感で引き締めることができます。
レザーの中でもPUレザーをはじめとした合成皮革のトートバッグは、比較的安価に購入でき、濡れたりした時の手入れもラクなのでおすすめです。
【キャンバス素材のトートバッグ】
そして無難で使いやすく安価で購入できるのがキャンバス素材のトートバッグです。
若い世代でも使いやすく、中でも無地のものはどんなコーディネートにも合うので1つ持っていると大変便利なアイテムです。
手持ちクラッチバッグでスタイリッシュに
ダウンジャケットのシルエットなどを崩さず、コンパクトにまとめたい時に合うのはクラッチバッグです。
持ち手がないため、常に手で持っていなければなりませんが、大きめバッグで出てしまうボリューム感を抑えることができます。
またダウンジャケットと同系色のしっかりとしたタイプにクラッチバッグで揃えると、しっくりとまとまって落ち着いた雰囲気を出すことができますし、柔らかめの素材のクラッチバッグを使用すれば、カジュアルにも合うアイテムです。
最近は、デザインやカラーも豊富で、若い人から年配の人までの幅広い年代の方が取り入れることのできるおしゃれアイテムです。
中にはショルダーバッグとの切り替えができるクラッチバッグもあるので、1つ持っていると、着るダウンジャケットのデザインによって使い分けることもできるので大変便利でしょう。
デザインなどによってはカジュアルにも、オフィシャルにも合わせることができる上に、スーツや礼装などにも合わせやすいのでおすすめです。
サコッシュでダウンコーデにアクセント
ダウンジャケットのスタイルを崩さず、なおかつクラッチバッグのように手で持たなくていいバッグのサコッシュはダウンに合うバッグとしておすすめのアイテムです。
サコッシュは中身の取り出しやすさもポイントで、必要最低限の荷物の時に最適なコンパクト感が特徴です。
サコッシュはとてもコンパクトな薄型のバッグなので、ダウンジャケットなどの中にかけて持つのがおすすめです。
サコッシュはスポーティーな印象のアイテムですが、色を生かして指色としてコーディネートに取り入れると、ダークカラーの多い秋冬アイテムもワンランク上のコーディネートになります。
またダウンの持つアウトドア感にもとても合い、自転車などで移動する時もバッグが邪魔にならず、荷物の少ない時におすすめのバッグです。
ダウンにもショルダーバッグをうまく合わせて
荷物が多い時にも、安心して使えるのがショルダーバッグです。
ショルダーバッグはダウン以外の時でも使用している方は多いと思いますが、コートやジャケットの時と比べ、ダウンを着て使用する時は普段と使用感が変わってしまうのが悩みの種でしょう。
そんな時は紐が長めで腰あたりにバッグが当たるショルダーバッグのチョイスがおすすめです。
ショルダーバッグの中でもヒモの長さを調整できるような2WEYタイプのものを1つ持っていると、状況に合わせて手に持ったり、肩にかけたりできるので大変便利でしょう。
荷物が少ない時には、小さめのショルダーバッグを合わせるのもおすすめです。
ダウンを着用している時でも、小さめのショルダーバッグなら、見た目のボリュームをおさえてすっきりとした見た目に仕上げることができます。
最近多くなっている財布を兼ねたスマホバッグなどもダウンに合うアイテムの1つです。
お買い物の時など、ダウンにスマホバッグをかけて行けば余分な荷物が少なく最適です。
密着感の強いリュックやボディバッグもダウンに合う
厚みのあるダウンでは、リュックやボディバッグは持ちにくく、せっかくのダウンのシルエットを潰してしまいますから、あまりおすすめはできませんが、薄手のダウンには十分合わせることができます。
特にリュックはカジュアル感やアウトドア感が強くなりますので、「それはイヤ」という方は、中に合わせるトップスやボトムスとのバランス、合わせるバッグのデザインや素材などでコーディネートをするようにしましょう。
また、リュックやボディバッグは、デザインやサイズ、カラーが豊富にあるので、手持ちのダウンに合うバッグも見つけやすいでしょう。
小さめのリュックを肩からかけて持ったり、小さめのボディバッグは前側に来るようにかけるなど、コーディネートの仕方はいろいろあります。
そして大きめのリュックやボディバッグを合わせる場合は、紐を長めにして背負うと上半身ばかりボリュームを出すのを避けることができます。
ボディバッグはサコッシュ同様、色を生かしてのワンポイントとして使うのもおすすめのコーディネートです。
ダウンにバッグを合わせておしゃれにお出かけ
真冬の寒さに防寒の意味でもダウンは最適な衣類です。
しかしどれも似た見た目のものが多く、アウトドア感が強いのが残念なところです。
そんなダウンもバッグなどの合わせる小物でコーディネートを楽しむことができます。
今回おすすめした情報を参考に、実用性・見た目・TPOなどさまざまな観点からダウンに合うバッグをチョイスして冬のおしゃれを楽しみましょう。