ネイルアートで不動の定番人気を誇るのが、マットネイルです。
この中でも、デニムネイルにさらに熱い視線が注がれています。
実はこのデニムネイル、自分でもご自宅で簡単に施すことができるのです。
しかも、様々なバリエーションも自由自在です。
今回、ご自宅でも簡単にできるデニムネイルのやり方と、可愛らしいバリエーション例をご紹介いたします。
まずは知ろう!人気のマットネイルとは?
ネイルの中で、定番の人気となっているマットネイル、その中でも今注目されているものにデニムネイルがあります。
今回このデニムネイルのやり方をご紹介してまいりますが、その前にこの「マットネイル」と「デニムネイル」について少々触れておきましょう。
ネイルに詳しい方には、当然の知識として浸透されているとは思いますが、ご存知ない方のためにお付き合いくださいませ。
「マット」とは色の中では、「艶のない」や「光沢のない」というものを意味します。
ネイルにおいてもそのままで、艶や光沢のない仕上がりのネイルをマットネイルと称します。
何となく、プロの仕事でしか再現できないようにも思われるこのマットネイルですが、やり方は非常に簡単なのです。
トップコートに、100円均一ショップなどでも手に入るマットネイル専用のものを使うだけで、マットネイルとして仕上がります。
また、ジェルネイルの場合には、ベビーパウダーを使えば簡単にできますね。
実はマットネイルは、個性を発揮させるには非常に有効なネイルアートになります。
しかし、それゆえに相性の良し悪しが出てくるのも事実です。
このマットネイルと非常に相性の良いものの1つがデニムネイルなのです。
マットネイルの中でもおすすめはデニムネイル!
前項でご紹介した艶感・光沢感をあえて無くしたお洒落なマットネイルですが、その中でもおすすめしたいもののが今回ご紹介するデニムネイルになります。
性別や年齢に関わらず人気のデニムは、ファッションにおいては一つのメジャージャンルを築いていますね。
それはネイルにおいても同様で、デニム風なアレンジをしたデニムネイルは非常に人気が高いのです。
洗練されたデザインになればなるほどインパクトは強く、特徴的な質感と相まって見る人を驚かせてくれます。
実際には、マット仕上げではない艶感や光沢感のあるデニムネイルもありますが、デニムっぽい素材感を感じさせるには、やはりこのマットネイルの方がデニムネイルには合います。
艶感・光沢感ありのデニムネイルとマット仕上げのデニムネイルを比較すれば、デニムの素材感という点では圧倒的に後者の表情の方がそれらしさを表現してくれるのです。
それでは次項より、このマット仕上げのデニムネイルを中心に、そのやり方をご紹介してまいりましょう。
デニムネイルで役立つスポンジ!まずはベースコートのやり方から!
デニムネイルを施す際に非常に役立つのがスポンジです。
スポンジを使ったデニムネイルのやり方をご紹介いたします。
使えるスポンジには大きく分けると「食器洗浄用のスポンジ」と「ファンデーション用のスポンジ」があります。
よりデニムの素材感を表現したいような場合には食器洗浄用のスポンジ、繊細な素材感に仕上げたい場合にはファンデーション用のスポンジを使うと良いでしょう。
ここでは、ジェルを使いネイルチップに施すやり方をご紹介いたします。
【ベースコート】
まずはベースコートを作っていきましょう。
ベースコートで基本となるのは白の2度塗りです。
①ベースとなるホワイト(例:クリーミーアクアなど)を全体に塗っていきます。
②①で塗ったものをジェル用ライトを使って仮硬化させます。
この時点ではムラが多少あっても大丈夫です。
③もう一度ホワイトを塗っていきます(2度塗り)。
④再びジェル用ライトを使って仮硬化させましょう。
2度塗りすることでムラを防ぐこと(硬化不良回避)ができるのです。
このベースコートしたものにデニムネイル装飾を施していきます。
デニムネイルのやり方「装飾」!
デニムネイルのやり方として前項で2度塗りして「ベースコート」を施しました。
続いて装飾を施してまいります。
①スポンジを使いやすいようにハサミでカットします。
角があると便利に使えますので、小さめの四角形にカットしましょう。
用途が他種あるので、カットスポンジは複数作っておきます。
②スポンジの角で使うジェル(例:ヴィンテージネイビーなど)を少量とります。
この時、ジェルのフタに付いたものをとると使いやすいかもしれません。
③ベースコートを施したネイルチップの縁部分を、スポンジで軽く叩くようにしてジェルを付けていきます。
④③で作ったネイルチップを新しいスポンジでぼかし、グラデーションをかけていきます。
スポンジは角を使い中央に向かって斜めにぼかしていきます。
この時、ネイルチップの中央部分は白を保つように、チップを一周させながらグラデーション付けを行います。
仮に縁部分のジェルが薄くなりすぎてしまった場合には③の工程同様に再び施してください。
⑤理想的な色合いに仕上がったら、ジェル用ライトを使って仮硬化させましょう。
これで基本的なデニムネイルの完成になります。
デニムネイルにくわえるアレンジのやり方!
前項で基本的なデニムネイルの装飾のやり方をご紹介しました。
勿論これでも大丈夫なのですが、折角ですのでもう少しアレンジをくわえ、よりデニムっぽい仕上がりを目指しましょう。
前項のものに、ビンテージ感を施すアレンジになります。
①前項で装飾付けをしたネイルチップにホワイト(マットホワイトが理想)ジェルで、縦に長めの点線(途中で途切れた線)を3本描き入れます。
この線はきっちりとしたものではなく、ラフな感じで大丈夫です。
②次にスポンジ(新しいもの)の角部分を使い、①で描き入れた線を線に沿って縦に薄くぼかしていきます。
③そうすると色落ちしたビンテージ感を施すことができます。
④さらに①同様にマットホワイトのジェルで、チップの周りに縫い糸感が際立つステッチを施していきます。
フレンチブラシを使うと簡単に描くことができます。
ポイントは、穂先が触れる程度でジェルをチップにそっと置くような感じです。
こうすると、太さ長さが同じものが描きやすいです。
⑤チップの周りにステッチを描き入れたら、ジェル用ライトを使って仮硬化させます。
⑥最後に上からマットコート用のジェルを塗り、ジェル用ライトを使ってしっかりと硬化させたら完成です。
マットタイプのお洒落なデニムネイルが完成します。
デニムネイルのやり方としてその他のアレンジも!
前項までで、デニムネイルの基本的なやり方をご紹介いたしました。
今回はネイルチップを使ってのやり方ですが、自爪の場合でも手順は同様で行えます。
ただ、カラーのぼかしの一周を動かせないので、少々難儀するかもしれません。
さらに、その上にシールプリントや装飾ストーンなどでお洒落なアレンジを施しても良いですね。
女の子らしい可愛いシールや大人の女性らしくストーンを配置しても、貴女の魅力を引き出してくれますよ。
また、他の爪には違った装飾を施しても素敵ですね。
実際に、デニムネイルは他のデザインとも相性が良いのです。
例えば、「赤で描いたペーズリー柄のバンダナ風」や「摺りガラス風」、「ギンガムチェック」などはデニムとの相性が抜群に良いですね。
また、前項で施した色落ちさせたビンテージ感を施すものも、縦線ではなくスター・星で色抜きしたようなお洒落なデザインなども目を引きます。
このような、様々なお洒落を楽しめるのもデニムネイルの魅力になります。
ぜひ、ご自身オリジナルの仕上げスタイルを見つけてください。
デニムネイルでお洒落の先取りをしておきましょう!
今回、デニムネイルの施し方をご紹介してまいりました。
ネイルアートは、もはや欠かせないお洒落となってきました。
中でもデニムネイルは、今もそしてこれからもさらに注目されていくアイテムでしょう。
今回ご紹介したのはほんの一例となりますように、デニムネイルはまだまだ奥が深いのです。
今のうちにデニムネイルを極めて、お洒落の先取りをしておきましょう!