ハイウエストのボトムスの流行と共に、ベルトの注目も高まっています。
サッシュベルトやベルトマークなど、様々なベルトファッションが取り入れられてきました。
そんなベルトファッションの1アイテムとして、リングベルトも存在感が高まってきているのです。
パンツだけでなくスカートとの相性も抜群で、カジュアルなこなれ感が出せると人気なのです。
今回は、このリングベルトをご紹介していきます。
スカートとも抜群の相性!リングベルトとは?
リングベルトというのは、ベルトのバックルが2つのリングになっているベルトのことです。
2つのリングに挟みこんでベルトを固定するので、ベルトに穴は空いておりません。
リングベルト以外に「テープベルト」や「ダブルリングベルト」などの呼び方もあります。
見た目的には「ダブルリングベルト」が一番正しいかもしれませんね。
このリングベルトは以前からあったのですが、2016年頃から韓国で人気に火が付き、今では韓国ファッショには欠かせないアイテムとなっております。
これを受けて日本でも注目を集めているのです。
リングベルトは前述のように、バックルが2つのリングで構成され、金具のリングとベルト部分とのメリハリが付くことから、お洒落アイテムとして非常に魅力的なのです。
勿論、通常のベルトとしての、パンツやスカートのウエスト補強機能も充分にあります。
しかし、この魅力的な部分が注目され、女性の間では機能性以上にお洒落アイテムとして人気があります。
パンツやスカートは勿論!リングベルトの効果的な使い方!
リングベルトは通常のベルトとして、パンツやスカートがずり落ちるのを防止する機能は勿論あります。
しかし、それ以外にファッション面でも、非常に効果的に取り入れることも出来るのです。
例えば、シンプルコーデで少し寂しく感じるような時には、ウエストマークとして簡単に使うことができます。
シンプルコーデにメリハリが付くので、お洒落なアクセントとして重宝しますね。
ベルトというとパンツに合わせるイメージがありますが、リングベルトの場合には機能性とファッション性があるので、スカートとも非常に相性が良いのです。
また、様々な種類やカラーのものがあるので、お洒落の幅がベルトリングの選び方で増やせるのも嬉しいですね。
特にカラーでは様々な活用ができます。
女の子らしさを出すのであればペールトーンでまとめるのも良いですし、白やベージュであれば色々なものと相性が良いので選択肢が広がります。
差し色としてリングベルトを使えばお洒落ですよね。
また、素材や太さなどでも同様に、様々なお洒落アレンジが楽しめるのがこのリングベルトの魅力になります。
リングベルトの使い方
パンツスタイルのみならず、スカートやアクセント使いでお洒落アイテムとしても魅力的なリングベルトですが、その装着方法は通常のベルトと異なります。
通常のベルトよりは少々複雑ですが、それでも簡単に使えますので覚えておいてください。
【リングベルトの使い方】
1 ベルトループにリングベルトを通します。
これは通常使いのベルトとしての締め方になります。
ウエストマーク用であれば、ベルトループの必要性はありません。
2 ベルトを2つのリングの下側から通します。
3 通したらベルトを内側のリングを使って折り返し、そのまま外側のリングの下側に潜り込ませます。
2つのリングの間を通す感じになりますね。
4 ベルトを引っ張りながらサイズ調節をすれば完成です。
リングベルトは穴がありませんので、ご自分の好きなサイズに調整が可能です。
このサイズ調整が自由にできるのは、リングベルトの最大の魅力になりますね。
また、ベルト本来の機能性として使った場合に、このリングベルトを施した上から薄手のTシャツなどをインせず下ろしても、膨らみが目立つようなことがありません。
これもリングベルトの嬉しい魅力になります。
アクセント使いではない場合には、かさばって目立たないという効果もまた優れものなのですね。
以上のように、普通のベルトよりは一手間必要ですが、決して複雑ではありません。
一度挑戦してみてください。
リングベルトの選び方
リングベルトについて、そしてその締め方をご理解いただいたところで、このリングベルトを選ぶ際にはどのようにして選ぶのが良いのかをご紹介します。
これは単純に「パンツにするのか?スカートにするのか?」「機能性重視か?ファッション性重視か?」などによって、最適なものを選ぶことになります。
しかし、これら以外にベルトリングならではの気を付けていただきたいことがあるのです。
【緩みにくいものを選ぶ】
通常のベルトと違い穴でベルトを固定するものではありませんので、緩んできてしまうというデメリットがあります。
しかし、これは「素材」と「長さ」に気を付ければ最小限で防ぐことが可能なのです。
緩みにくい素材としては「レザー」と「キャンバス地」になります。
長さとしては、余ったベルトの先を巻き付けたり、お洒落として長めに垂らして重さを付けることで緩みを防止することができます。
【裏地にも注目】
リングベルトの場合、バックルであるリングで折り返して装着します。
つまり、折り返すことで裏地が表側となるのです。
このため、お洒落に気を付けるのであれば、表地と共に裏地にも注目しておくことがおすすめです。
たいていの場合には、裏と表が同じデザインとなることが多いですが、お洒落な施しのものもあります。
【太さも重要】
デザイン性が豊かなリングベルトには、様々な太さの種類が存在します。
しかし機能性重視でベルトループに装着をする場合には、マックスでも4センチ程度におさえる必要があります。
ご自身が合わせるパンツやスカートのベルトループに合わせてお選びください。
機能性を考えないのであれば、ウエストマークとして映える太いものでも細いものでも構いません。
リングベルトを選ばれる際には、以上のことに注意してお選びください。
スカートに合わせるおすすめのリングベルトコーデ!
それでは、スカートに合わせるリングベルトを使ったおすすめコーデをご紹介していきましょう。
【男性の視線を釘付け!ワンピースにウエストマークとして!】
可愛らしいワンピースに、リングベルトを使ってウエストマークを付けてみましょう。
この1アイテムで、可愛らしさにクールさがくわわります。
メリハリの出しにくいワンピースにこのリングベルトを施せば、女性らしいシルエットが誕生します。
ウエスト部分の寸胴感が、あっという間にメリハリボディへ変身です。
いつものワンピースにリングベルトを施して、男性の視線を釘付けにしてしまいましょう。
【ロングニットとスカートにリングベルトを合わせてお洒落に!】
トップスのロングニットは、非常に着こなし難度が高くなります。
清潔感はありますが、のっぺりとした印象がぬぐい切れませんね。
しかし、スカートを施してロングニットの裾から覗かせて女性らしさをアピール。
さらにウエストマークでベルトリングを施せば、のっぺり感は吹き飛ばせます。
この時のベルトリングはあまり派手目にしないで、自己主張をおさえた細めのものが好感度アップに繋がります。
これらの他にも、コートなどのアウターに合わせるのもおすすめです。
トレンチコートなどシンプルなものは、ベルトリングでドレッシーに仕上げることができますね。
リングベルト付きのスカートもお洒落アイテムとしてみては?
最後にご紹介するのは、最初からスカートにベルトリングが付いているアイテムです。
これは、すでにスカートとの相性は抜群なので、後はトップスの合わせ方次第で簡単にお洒落を楽しめますね。
おすすめのリングベルト付きスカートをご紹介します。
【KBF】
ロングのペンシルシルエットが映えるのが、KBFのリングベルトペンシルスカートです。
こちらは、綺麗かつ脚長の効果とともに、特徴的な四角形のリングベルトがクールさをアップしてくれます。
同色なのでベルトの存在感は控え目ですが、お洒落なシルエットが効果を発揮してくれます。
フォーマルでも良いですし、トップスにカジュアルなスウェット、足元にスニーカーなどカジュアルな組み合わせも品のある仕上がりになりますね。
【WEGO】
普段使いに最適なのが、WEGOのリングベルトロングスカートになります。
存在感ばっちりの長いリングベルトは遊び心も充分に、様々なアレンジを可能にしてくれます。
シンプルにボーダー柄のシャツと同色のスニーカーを合わせるだけでも、女子ならではのカジュアル感を生み出すことができるのです。
長めのベルトでルーズ感を演出しても良いですし、きっちりと巻き付け感を与えても良いですね。
【ViS】
ViSのハンカチーフヘムスカートは、非常に上品なデザインが特徴的です。
丈感も膝丈サイズで、とてもエレガントな印象を与えてくれます。
また、裾が特徴的なヘムスカートとなりドレッシーさを与えてくれるのも嬉しいですね。
清楚なホワイトブラウスを合わせれば、上品さがあらわれて素敵です。
しかし折角なので、ちょっと変わったキャンディスリーブなどのトップスで遊んでみても楽しいですね。
ガーリーコーデで可愛らしい女の子感を出してみるのはどうでしょう。
ベルトリングを活用して一味違うお洒落女子に!
今回は、ベルトリングについてご紹介してきました。
機能面でも、お洒落アイテムとしてもベルトリングは非常に活躍をしてくれます。
機能性も素敵ですが、折角ですからお洒落面でこのベルトリングを活用してみてはどうでしょうか。
たったこれだけで、一味違ったお洒落女子になれちゃいますよ。