セーターでもタートルネックなら首の折り方でアレンジ自在!

秋冬のお洒落シーズン到来と共に、一躍存在感が増してくるのがタートルネックセーターです。

様々なコーディネートができるので非常に重宝するアイテムなのですが、多くの方が「首(ネック)の折り方」に悩まれているのだとか。

実は、タートルネックセーターはこのネックの折り方一つで様々なアレンジが楽しめるのです。

タートルネックセーターのネックの折り方について!

さて、タートルネックセーターのネックの折り方については様々なパターンがあるのですが、最もオーソドックスなものは「外側に1回折る」というものです。

勿論、これには特に決まりがあるわけではありません。

市販のタートルネックセーターのネックの長さがこれで丁度良くなるものが多いので、そう言われているのです。

しかし、それ以上に長い場合や首がそれだと苦しい場合には、2回折るのも一般的です。

タートルネックセーターの場合は自分的には何回と、最も合う折り方を決められると良いですね。

また、この他の折り方としては、「内側に折る」のも実はアリなのです。

こうすると、タートルネックセーターがハイネックへと見た感じが変化します。

タートルネックセーターのネックは、外側に折るものという固定観念は捨ててみてください。

いつものタートルネックセーターが、首元をスッとしたハイネックとしても楽しめます。

ただ、この内折は生地が厚いものの場合にはごわついた感じになるのでおすすめしません。

薄手の生地(リブ編みニットなど)での楽しみ方になりますね。

そして究極なのは、「折らない」というスタイルです。

カットソーなどの場合には特におすすめで、くしゅくしゅくした感じがお洒落に映えますよ。

タートルネックセーターの利点を再確認!

「何をいまさら」と言われてしまうかもしれませんが、タートルネックセーターの利点をここで再認識しておきたいと思います。

タートルネックセーターを着用することのメリットは、大きく分けると「防寒性」と「首元のボリューム感」の2点です。

寒い時には「首」が付く部分を温めるのが効果的とも言われるように、「首」「手首」「足首」を温めることは防寒対策としては優れた効果を発揮します。

これは、主だった太い血管を温めることで身体を巡る血液が温められることから、そのように言われているのです。

その中でも肝となる「首」を温めてくれるのですから、タートルネックセーターの「防寒性」はお墨付きとなるのです。

もう一つの「首元のボリューム感」はお洒落コーデの場合に非常に大切で、さらに前述のように折り方一つでそのバリエーションが楽しめるのは非常に魅力的になります。

例えば、スーツ(ジャケット)やチェスターコートなどとタートルネックセーターを合わせた着こなしは、多くのファッションリーダーもされていますね。

これらの共通点は、シャツなどの襟のあるものと合わせて着るように首回りがすっきりするように作られています。

首元がすっきりしたアウターとなれば、タートルネックセーターの出番となるのです。

また、ダウンジャケットなど首元がごわついたものも、タートルネックセーターを中に着ると誤魔化しがきくという不思議な魅力もあります。

勿論、単体でもネックの折り方一つで様々なお洒落を演出できるという点も付けくわえておきますね。

タートルネックセーターの難点も!首の折り方など工夫で克服!

前項でタートルネックセーターの魅力はお伝えしましたが、特徴的であるがゆえ、難点も存在します。

タートルネックセーターは重心を高くして格好よく見せてくれるのですが、一歩間違えると「ずんぐりとして見えてしまう」という難点もあります。

タートルネックセーターによって首の厚みが増すことと、長さが分断されてしまい詰まった感じに見えてしまうのです。

この結果、ずんぐりとした感じに映ってしまいます。

さらに、これらから「顔(顎周り)が強調されてしまう」「首の長さが強調されてしまう」なども考えられます。

そうなると、顔や首周りに悩まれている方には厳しい選択となるかもしれません。

これを解消するには、見え方の工夫しかありません。

例えば、「ネックを折って厚みを持たせない」ことです。

ネックを折れば、その分厚みが増してしまいます。

そうなると、首が太く短く見えてしまいますね。

このようなお悩みの場合のネックの折り方は、せいぜい1回もしくは折らずに着用することがおすすめです。

長いネックレスや耳から垂らすイヤリングなど、長さのラインを作ると首の太さや短さが緩和されます。

また、Vネックなどの重ね着も縦の長さを強調してくれるのでおすすめです。

このように、タートルネックセーターを着るのに抵抗があった方も工夫次第では、解決へと導くことも可能になります。

外側に1回の折り方がおすすめのタートルネックセーターは?

それでは具体的に、折り方と理想のタートルネックセーターの種類をご紹介してまいりましょう。

定番の外側に1回折る折り方は、ほんとんどのものでお似合いなのですが、なかでも次のものは特におすすめです。

【ざっくりしたニット】

ルーズな感じが特徴的なざっくりとしたニットのタートルネックセーターはフェミニン感、女性であれば女性らしらを引き立たせてくれます。

素材的にもネック部分が広く厚みもあるので、無造作に1回外折をすれば、オフタートルのような感じで小顔効果もばっちりです。

【ニットワンピース】

大人の女性を演出するには、ニットワンピースはうってつけのアイテムです。

リブ素材でスッキリシルエット、生地にボリュームがあるようなものであれば、シンプルに外折1回でスタイルアップ効果に小顔効果を得られます。

ヒールや腰部分にベルトを施すなどマーキングを行えば、さらにスタイルアップ効果が期待できますね。

その他の折り方のタートルネックセーター!

前項で、外に1回折るという折り方がおすすめのタートルネックセーターをご紹介しました。

続いて、それ以外に工夫できるタートルネックセーターの種類をご紹介してまいります。

【サイズ感が大きめのニット】

前述の「ざっくりとしたニット」同様に、サイズ感が大きめのタートルネックセーターであれば、フェミニン感や女性らしさを引き立たせてくれます。

「ざっくりとしたニット」の場合には、1回の外折をおすすめしましたが、サイズ感が大きい場合には折らないという選択肢が映えます。

首回りのごたつき感を気にされる方も多いようですが、実際にやってみるとそんな心配は不要ですね。

折らないことで、こなれた大人っぽさを演出できます。

また、くたっとさせることで小顔効果も期待できます。

さて、以上このような折り方はどうでしょうか。

あくまでも一例であり、それ以外の折り方でも映えますしアクセント付けや着こなしなどでも大きくイメージは変わります。

これらを参考に、自分なりのおすすめの折り方、着こなし方を発見してください。

タートルネックセーターのおすすめコーデ、着こなし!

タートルネックセーターの場合には、ネックの折り方も大切ですがコーデも重要になります。

最後に、おすすめのコーデ(男性向け)・着こなし(女性向け)をご紹介しておきます。

【男性向け】

「コートにタートルネックセーター」

ステンカラーコートやチェスターコートなど、襟もとがさみしいコートとタートルネックセーターの相性は抜群です。

カラーリングとしては薄め同士で合わせれば、スマートさや清潔感にくわえ優しいイメージに仕上がります。

「カーディガンにタートルネックセーター」

タートルネックセーターにカーディガンをさっと羽織るコーデは、秋にはぴったりの装いになります。

カーディガンは茶系でタートルネックセーターは白系ですと、秋のイメージにもマッチしてお洒落ですね。

このコーデはあまり人を選ばないので、こちらから始めるのもおすすめです。

【女性向け】

女性の場合には、コーデというよりは着こなしをご紹介しますね。

「裾から除くシャツがスマートさを演出」

タートルネックセーターの中に大きめのシャツを合わせて裾からシャツをのぞかせると、ふんわりイメージのタートルネックセーターがスマートになります。

「前部分のみボトムにインでこなれたお洒落を演出」

今はやりの前部分の裾をボトムにインする着こなしです。

トレンドの取り入れと共に無造作にクシャっとインすればお洒落度はマックスに!

勿論足長効果もばっちりです。

いずれも簡単にできますので、一度ためされてみてはどうでしょうか。

これを機に、さらなるお洒落も見つけられるはずです!

秋冬の定番タートルネックセーターをお洒落に着こなそう!

今回、秋冬のお洒落の定番タートルネックセーターについて、ネックの折り方を中心にご紹介してまいりました。

ネックの折り方一つで色々なお洒落が楽しめるのが、タートルネックセーターの魅力ですね。

定番の外折にとらわれず、ご自身なりの折り方とコーディネートで、タートルネックセーターをお洒落に着こなしましょう。

きっと寒さも吹き飛びますよ!