寒い冬であっても、「スカートをはいておしゃれを楽しみたい」という人もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
なかには、寒いけど我慢してスカートをはいている人もいらっしゃるかもしれません。
しかし、寒さ対策を何もせずにスカートをはくことを続けてしまうと、体を冷やしてしまうことになり、体に良くない影響を与えてしまう可能性もあります。
ここでは、冬でもスカートをはいておしゃれを楽しむための防寒対策方法をご紹介していきます。
寒い冬でもスカートをはきたい!防寒対策は?
さっそく、寒い冬でもスカートをはくために防寒対策として使えるアイテムをご紹介していきましょう。
●ガードル
ガードルと聞くと、体の形を整えたり、引き締める役割のものというイメージがあるのではないでしょうか。
ガードルをはくことによって、他にもメリットと言えることがあります。
・素材によっては体を温めたり涼しくできる
寒い冬にガードルをはくことで暖かさを感じることができますが、発熱素材のガードルであれば、さらに冷えから体を守ることができるでしょう。
また、夏でも接触冷感素材のガードルをはくことで、涼しさを感じることもできます。
●インナー
お腹や腰は冷えやすい部分であり、体のなかでも一番と言えるほど冷やしてはいけない部分とされています。
ガードルよりは薄手の、ユニクロのヒートテックシリーズにあるような発熱素材のインナーもおすすめです。
長めのものであれば、お腹の上まで温めることができます。
●腹巻き
先述したように、お腹を冷やすことは体にとって良いことではありません。
腹巻きをすることも、お腹を温めるために有効的な手段です。
防寒対策のためだけではなく、胃腸をはじめ内蔵の調子を整えることにつながるというメリットもあります。
寒い冬でもスカートをはける防寒対策はほかにもある!
寒い冬であっても、おしゃれのためにスカートをはきたい時に、簡単にできる防寒対策として、次のようなものもあります。
●カイロを使用する
寒い季節には定番の「貼るタイプのカイロ」は、温めたい部分に貼るだけの簡単な防寒グッズです。
スカートをはく際に貼るとおすすめなのは、腰やお尻です。
また、靴用のカイロも販売されていますので、足を温めたい場合は、そちらも併用すると良いでしょう。
●タイツをはく
寒い冬にスカートをはく時に欠かせないものとして、タイツがあります。
タイツのパッケージには、それぞれデニール数が表示されています。
デニール数というのは、糸の太さを表す単位で、大きい数字になるほど糸が太くて丈夫なものになり、暖かさも違ってきます。
ただ、おしゃれに着こなしたい場合は、寒いからと言っても、あまり大きいデニール数のタイツを選ぶと、脚に陰影ができなくなるので、くびれて見えなくなってしまいます。
おしゃれに見えるようなタイツを選びたいなら、40・60あたりのデニール数のものを選ぶと良いでしょう。
寒い冬でもおしゃれにスカートをはくためのポイント
寒い冬でもスカートをはくための防寒対策として、これまでご紹介してきたのは、インナー部分など、人から見えない部分にできることです。
この章では、防寒対策にもなり、おしゃれな冬のスカートコーデとしても使えるポイントをご紹介します。
●ストッキング+靴下
暖かさを重要視するならタイツがおすすめですが、冬でも素足のような肌を見せるおしゃれを楽しみたいという人におすすめのものです。
スリットのあるタイプのロングのタイトスカートの下に、素足感を出せるようなストッキングをはきます。
それだけでは足元が寒いので、靴下をはき、パンプスやサンダルと合わせるスタイルです。
靴下と言っても、おしゃれに見せられる、洋服や靴に合ったカラーや柄のものを選びましょう。
スニーカーやブーツから少しだけ見せるという着こなし方もあります。
また、肌を見せなくても良いという人は、タイツの上に靴下をはくというのもおしゃれでしょう。
●ロング丈のスカート+ショートブーツ
寒い冬でも肌を見せるスタイルをしたくても、あまり肌が見えすぎても、他の人から見たらただ寒そうなだけになってしまう可能性もあります。
そこで、ロング丈のタイトスカートにショートブーツを合わせるというスタイルにすると、女性らしさも出せるうえに、防寒にもなるでしょう。
冬にスカートをはいた時に欠かせないアイテム
冬にスカートをはく時など、寒いのを防ぐための、足元以外のおしゃれアイテムもいくつかあります。
●コート
冬の防寒対策としておしゃれに着こなすアイテムの代表的なものです。
ロングコートも流行っていますが、スタイルや着方によっては野暮ったい印象を与えてしまうこともあります。
おしゃれに着こなすなら、ショート丈やミドル丈のものがおすすめです。
●マフラー
体のなかで温めると良い箇所として、首もあります。
暖かい素材でおすすめなのは、カシミアやパシュミナ素材・ウールなどです。
マフラーも色や素材などによって女子力をアップさせ、おしゃれを楽しむことができる冬の必須アイテムです。
洋服によって合わせられるように、様々な色やデザインのものをそろえておくと、冬のおしゃれをさらに楽しむことができるでしょう。
寒い冬は特に注意!体が冷えると起こりやすい体の不調とは?
冬は寒いので、スカートをはかなくてもただでさえ体が冷えやすくなります。
体を冷やしてしまうと、血管が収縮し、体内に栄養や酸素が行き渡りにくくなってしまいます。
さらに、内蔵の機能が低下することにより、次のような不調が現れることがあります。
・肩こり
・便秘や下痢
・肌荒れ
・肌のくすみ
・太りやすくなる
・イライラ
・だるい
などの症状がみられる場合もあり、女性の場合は、生理痛や子宮などの病気につながる恐れもあるとされています。
体を冷やしてしまう原因には、ただ薄着であることだけではなく、仕事上、座りっぱなしの作業をしていることや、座りっぱなしの上にコーヒーやお茶を飲みながら行なっている人は、冷えを招きやすいと言われています。
また、運動不足も冷えにつながります。
運動をして筋肉を動かすことによって血流が上がり、余分な水分を排除して脂肪燃焼につながるのですが、体を動かさないままでいると、体内の水はたまる一方で、冷えがとれない状態が続くことになります。
それでは、日常の生活の中で体の冷えを解消するためにはどのようなことができるのでしょうか。
寒い冬でもスカートをはくなら!体を温める習慣
寒い冬にスカートをはくだけではなく、体の冷えにつながる生活習慣が思い当たる人は、冷えを改善するために、次のようなことを習慣にすると良いでしょう。
●手軽にできるエクササイズ
・コピーをとりながらできる方法
片足をひざが直角以上になるまでゆっくりと上げます。
この動作を左右10回ずつ行ないます。
コピーをとる時だけではなく、立って何かを待っているちょっとした間に行うことをおすすめします。
・イスに座ったままできる方法
両足をそろえて背筋を伸ばします。
お腹に力を入れながら足の裏を床から1cmほど上げます。
この状態で30秒キープさせ、3回繰り返し行います。
これらのエクササイズを毎日続けることで、冷えの解消だけではなく、筋肉量の増加にもつながるでしょう。
●冷えに効果的な飲み物や食べ物を摂る
・生姜紅茶
体を温める効果があるとされる紅茶に生姜を入れることにより、体を温める効果がさらに増します。
「スカートをはきたいけど体を冷やさないようにしたい」という人は、これらのような体を温める習慣を行なってはいかがでしょうか。
冬にスカートコーデを楽しむためにしっかり防寒を!
10代などの若い世代の人は、冬でもミニスカートをはいたりと寒さにあまり抵抗なくいられるかもしれません。
しかし、年齢を重ねるにつれて、寒さの感じ方も変わってきたり、体も冷えを感じやすくなってきます。
それでも、「寒い冬でもスカートをはいておしゃれをしたい」という人は、体が冷えきって不調まで感じるようにならないために、しっかりと防寒対策をしていきましょう。