老若男女を問わず、アメカジは人気の高いコーデです。
アメカジの基本アイテムはデニムです。
デニムをいかに上手にコーデに取り入れるかが、アメカジの大きなポイントだと言えるでしょう。
ではデニムは、どのように取り入れればよいのでしょうか。
デニムはアメカジのキーアイテム
アメカジとはアメリカンカジュアルの略で、アメリカの大学生たちのファッションがもとになっています。
最初に登場しだしたのは1960年代で、日本では70年代ころから広く愛用されるようになりました。
アメリカの大学生たちが一般的に着用しているものが、アメカジを構成するアイテムです。
具体的なものとしては、デニムやチェックシャツ、パーカーやスニーカー、ブーツやダウンベストなどが挙げられます。
これらのアイテムの中でも、特に基本となるのがデニムです。
デニムはアメリカを代表するファッションアイテムですし、手に入れやすいボトムスでもあります。
デニムは日本でも広く出回っているので、普段から着用している方も多いことでしょう。
日米で身近な存在になっているデニムですが、だからこそ着こなしが大事です。
とはいえ、アメカジは制限の多いコーデではありません。
基本を押さえておけば、自分なりにアレンジしてもかまわないのがアメカジの魅力でもあります。
次項でアメカジのデニムコーデの基本についてご説明しますので、参考にしてみて下さいね。
アメカジのデニムコーデの基本とは
アメカジのデニムコーデの基本となるポイントは、次の2点です。
・コーデしやすいデニムを選ぶ
・デニムオンデニムに注意する
デニムにもいろいろな種類があります。
どんなコーデにも活用しやすいデニムもあれば、コーデが難しいデニムもあります。
アメカジは手軽にできるのが魅力のひとつなので、コーデしにくいデニムは避けた方が良いかもしれません。
ストレートのデニムでオーソドックスにきめるか、トレンドでもあるテーパードタイプのデニムをとりいれるのがおすすめです。
テーパードのデニムは足をスリムに見せてくれるので、おしゃれに敏感な人たちの支持を集めています。
デニムオンデニムは難しいコーデではありますが、着こなせればとても見栄えのよい組み合わせです。
デニムオンデニムの着こなしが上手な、有名人を見たことのある方も多いでしょう。
デニムオンデニムで気をつけたいポイントは、同系色でまとめないことと、ジャストサイズのものを選ぶことです。
同系色でまとめたり、サイズが大きくてだぼついたりしたデニムオンデニムは、野暮ったく見えることもあるので注意しましょう。
デニムオンデニムにアクセントを与えてくれる、ダメージ加工されたデニムを選ぶのもおすすめです。
デニムコーデにおすすめなアメリカのブランド
アメカジは、デニムが基本となるコーデなので、デニムの質が見栄えを大きく左右します。
デニムとTシャツだけでも成立するコーデだからこそ、質のよいデニムを選ぶようにしましょう。
アメカジに似合う質のよいデニムとしては、アメカジ発祥の土地である、アメリカの有名デニムブランドがおすすめです
リーバイスは、デニムの生みの親とも呼べる存在です。
創業は1853年と古く、それ以来アメリカを代表するデニムブランドとして支持を集めています。
リーバイスの中でも特に注目したいのが、501Tです。
501はリーバイスの定番デニムですが、501Tはそのテーパードタイプです。
501Tはすっきりしたフォルムをしていて、コーデを選びません。
デニムオンデニムにも似合うので、1着は用意しておきたいところです。
リーバイスと肩を並べるほどの人気を誇るのが、1899年創業のリーです。
リーはバックポケットの形に特徴があり、後ろから見てすぐリーと分かります。
また、リーのデニムは生地が左綾織りです。
左綾織りのデニム生地は綾目が目立ち、使用するほど独特の風味が増します。
そのため、履き込んだデニムほど魅力の増すアメカジには、ぴったりのブランドだと言えるでしょう。
デニムのおすすめ国産ブランドはここ!
デニムの本場はアメリカですが、日本のデニムメーカーの中にも注目のブランドがあります。
どのブランドも個性的で魅力がありますが、それらの中でも特におすすめなのが、岡山県のブランドです。
岡山は日本を代表するデニムの産地で、特に次の2つの地域で盛んに生産されています。
・井原市(井原デニム)
・倉敷市児島地区(児島デニム)
この2地域で生産されるデニムをまとめて、岡山デニムと呼んでいます。
岡山デニムにはこだわりを持つブランドが多く、原料から染色、縫製までを自社で手掛けているメーカーも少なくありません。
岡山デニムの中でアメカジコーデにおすすめのブランドは、桃太郎ジーンズです。
桃太郎ジーンズはデニムの「青」にこだわりを持ったブランドで、美しいインディゴブルーに定評があります。
そのため、インディゴブルーが似合うアメカジコーデにおすすめです。
また、桃太郎ジーンズはデニムだけではなく、デニムトートやパーカー、キャンパスジャケットなどといった、アメカジコーデに取り入れやすい商品も取り扱っています。
桃太郎ジーンズ製品で統一した、アメカジコーデも良いものです。
アメカジコーデにデニムジャケットを取り入れよう
アメカジコーデの中にも、チノパンとワークシャツを組み合わせたもの、ミリタリーシャツやミリタリージャケットを組み合わせたものなどといった、様々なものがあります。
必ずデニムを履かなければならない、というわけではありません。
とはいえ、アメカジの王道と言えばやはりデニムコーデです。
デニムコーデで特におすすめなのが、デニムジャケットを合わせたデニムオンデニムです。
デニムジャケットとのコーデは、デニムのよさをさらに引き立たせるので、ぜひ挑戦してみて下さいね。
デニムオンデニムにデニムジャケットを使用する場合は、サイズに特に注意が必要です。
丈の長いものは避け、腰までのショート丈のものにしましょう。
というのは、丈の長いデニムジャケットをデニムの上に着用すると、間が伸びた印象を与えることがあるからです。
冗長な感じにならないよう、途中にアクセントを加えましょう。
それには丈の短いデニムジャケットを着用し、インナーを少しはみ出させるのが効果的です。
デニムオンデニムは青が基調となるので、インナーは白が良いでしょう。
また、デニムジャケットはボリュームのあるアウターなので、ボトムスはスリムなものが似合います。
洋画やテレビドラマはアメカジコーデのアイデアの宝庫
アメカジコーデに慣れてきたら、上級編にチャレンジしてみましょう。
上級編とは、アメカジに自分独自のテイストをプラスした着こなし方のことです。
アメカジの基本をおさえながら、自分の個性を出せるのが上級者だと言えるでしょう。
その参考にするために、洋画やアメリカのテレビドラマをチェックすることをおすすめします。
映画スターや俳優たちは、映像の中で個性豊かなファッションをしていることが多いです。
アメカジも同様で、基本的なコーデにひとひねり加えたファッションをしたスターたちが目を引きます。
たとえば、ダメージ加工したデニムにテーラードジャケットを合わせたり、オーバーオールをアメカジコーデに活用したりするやり方などがそれにあたります。
そういったスターたちのアイデアを参考にして、自分のアメカジコーデに取り入れましょう。
また、SNSの盛んな現代では、アメカジを題材にしたブログなども参考になります。
写真投稿サイトには、個性豊かなアメカジファッションがたくさん投稿されています。
そういったブログやサイトを積極的に訪問し、気になった組み合わせをコーデに取り入れるのは、とても参考になる方法です。
デニムを着こなしてアメカジを楽しもう
アメカジは、手軽にできてしかも動きやすく、とてもリラックスできるコーデです。
アメカジはデニムが基本となるコーデ方法なので、デニムを着こなすのが1番大事なポイントです。
デニムは気軽に履けるのが魅力のアイテムですが、着こなすためにはそれなりに知識が必要です。
デニム対する理解を深め、アメカジコーデを楽しみましょう。