一口にパーカーと言っても、素材により特徴が大きく違います。
適当に素材を選んでしまったことで、せっかく購入したパーカーを着なくなってしまうこともあるでしょう。
そこで今回は、各季節に適したパーカーの素材についてはもちろん、おすすめの商品についてもご紹介していきます。
春や夏に着るパーカーには通気性や透湿性の高い素材がおすすめ
パーカーには、様々な素材で作られているものがあります。
そのため、季節に合わせて選ぶのが望ましいと言えます。
パーカーの素地選びを間違ってしまうと、暑すぎたり寒すぎたりして、体調を崩してしまうことも考えられます。
ここではまず、春から夏にかけて選びたいパーカーの素材を以下でご説明しましょう。
・スウェット
日によって気温の変化が大きい春には、通気性の高いスウェット素材のパーカーがおすすめです。
インナーの上にスウェット素材のジップパーカーを合わせれば、気温の変化が大きい春でも脱ぎ着しやすく便利です。
・ナイロン
雨が多い梅雨には、防水性の高いナイロン素材のパーカーが役立ちます。
ナイロン素材のパーカーは透湿性も高いため、パーカー内部の湿気もコントロールしてくれるでしょう。
・綿
さらさらとした肌触りが特徴の綿素材のパーカーは、汗をかきやすい夏におすすめです。
通気性も良く、着心地も軽やかです。
・ポリエステル
パーカー以外のアイテムにも多く使われていて、価格が安いという特徴があります。
秋や冬は保温性の高い素材のパーカーを!品質確認もおすすめ
続いては、秋から冬にかけて選びたいパーカーの素材を以下でご説明します。
・フリース
日ごとに肌寒さを感じる秋には、やわらかいフリース素材のパーカーがおすすめです。
秋はもの悲しさを感じやすい季節でもあり、フリースのやわらかさが癒しとなってくれるでしょう。
また、フリースは毛足の長さによっても暖かさが違うため、同じ秋でも気温に合わせて選ぶと良いでしょう。
それから、秋は気温が低くなるにつれ洗濯物も乾きにくくなるものですよね。
フリース素材のパーカーは速乾性にも優れているため、そのような時にも重宝します。
・ウール
ウール素材のパーカーは、保温性が高く冬の季節におすすめです。
しかし、同じウール素材のパーカーであっても、品質により暖かさが左右されることがあります。
タグに書かれている表示を参考に、値段と品質が見合ったものを選ぶようにしてください。
・カシミヤ
カシミヤは、高級素材とも呼ばれています。
軽くてやわらかく、高品質なものを求めるメンズにも人気があります。
価格が高いのが特徴ですが、一生ものとしてパーカーを選ぶメンズにはぜひおすすめしたい素材です。
スウェット素材は裏地にも注目!冬には裏起毛がおすすめ
パーカーの中でも、特にスウェット素材のものは、裏地の種類がものにより違うことがあります。
また、その裏地は主に以下の2種類に分けられます。
・裏パイル
吸水性が高く、汗をかいた時に起こりやすい肌への張りつきも防いでくれます。
軽さもあるため、汗をかきやすい運動時にもおすすめの裏地です。
・裏起毛
皆さんの中には、秋は裏パイル、冬になったら裏起毛と使い分けている方も多いのではないでしょうか。
裏起毛は裏パイルに比べて暖かく、冬の防寒にも役立ちます。
そのため、裏パイルよりも値段が高い傾向があります。
冬は北風が強く吹く日も多いため、外での活動時にも裏起毛はおすすめです。
また、裏起毛はパーカー内にボリュームが出やすいため、厚手のインナーと合わせると場合により着ぶくれを起こしやすいということも理解しておきましょう。
しわになりにくい素材がポイント!夏におすすめのパーカー
ここからは、季節ごとにおすすめのパーカーをご紹介します。
まずご紹介するのは、暑い夏におすすめの涼やかなパーカーです。
【roshell サマーニットソーパーカー】
・取り扱い店:ジギーズショップ楽天市場店
・参考価格:2,195円(税込)
多くの色から好みのものを選べ、メンズだけでなくレディースとしても着られます。
カップルで色違いを選んでも素敵ですね。
ポリエステル素材がメインに使われていて、まるで着ているのを忘れてしまいそうな軽やかさが人気です。
袖口は適度な締めつけ感があり、まくった時にもずれ落ちる心配は少ないでしょう。
また、コンパクトに丸めれば、バッグの中に入れておいていつでも使えます。
夏は冷房が強く効いている場所も多いため、寒さ対策としても重宝します。
しわになりにくい素材を採用しているので、広げた時にきれいな状態で着られるのも嬉しいですね。
透ける素材がなんとも夏らしい、おすすめの商品です。
大きめパーカーもおすすめ!インナー素材で体温調節も心掛けて
パーカーは、着た時のシルエットの美しさも重要です。
それには身体のラインに沿ったような、比較的タイトなシルエットをイメージする方が多いでしょう。
しかし、ここでご紹介するような大きめのパーカーも、細身のボトムと合わせれば美しいシルエットになります。
また大きめのパーカーは、それ1枚でも着られる春や秋におすすめです。
【スーパー ビッグパーカースウェット】
・取り扱い店:SLAB楽天市場店
・参考価格:3,998円(税込)
色は、パーカーの定番とも言えるグレーをはじめ、珍しい水色や紫色まであります。
一般的に、モノトーン以外のパーカーは敬遠しがちですが、おしゃれ上級者やいつもと違ったコーディネートをしたいというメンズにはおすすめです。
ゆったりとしたシルエットのため、日によって気温差が激しい春や秋であっても、インナーで調節しやすいはずです。
寒い日には暖かい素材のもの、暑い日には涼やかな素材のものと、選ぶインナーを工夫しましょう。
リラックスするための部屋着として着るのもおすすめです。
素材を組み合わせて高い伸縮性を実現!冬におすすめのパーカー
最後に、冬におすすめのパーカーをご紹介しましょう。
【ジャールド 日本製/国産ウールラッセル編みプルオーバーパーカー】
・取り扱い店:abito
・参考価格:11,550円(税込)
ナイロンとウールを混紡したことで、高い伸縮性を実現したパーカーです。
冬は着こむことが多いため、このように伸縮性に優れたパーカーは身体の負担も軽くしてくれるでしょう。
ウール素材の保温性も体感でき、寒い冬の身体をやさしく包んでくれます。
このような高品質なウールのパーカーは価格が高いと言えますが、何年着用しても飽きないという声もあります。
保管やお手入れを丁寧に行えば、きれいな状態で長く愛用できるでしょう。
そのため、「良いものを大切に着たい」というメンズにもおすすめです。
胸と腹部にはポケットがあり、パーカーにさりげなく表情をつけています。
また、フードの形が崩れにくく、着た時のシルエットをより美しく見せてくれます。
フードに立体感があることで、小顔効果も期待できるでしょう。
袖や裾にはリブが施されていて、冷たい風が中へ入るのを防いでくれるのもポイントです。
パーカーは季節ごとに素材を選んで!フードは軽いものがおすすめ
パーカーは、季節や用途に合わせて素材を選ぶことが大切です。
また、パーカーにはフードがついていますが、ものによってはそこだけ素材が違っていて重いものがあります。
重いフードのパーカーを長時間着ていると、場合により身体に疲れを感じることもあるでしょう。
それだけでなく、フードが重いことで重心が後ろに行き、首周辺が窮屈に感じることもあります。
そのため、パーカーを選ぶ時は、フードの重さについても確認することをおすすめします。