ジャケットとパンツは色の組み合わせ次第でお洒落が決まる!

ジャケットとパンツを組み合わせるジャケパンスタイル。

カジュアル感が強いですが、最近ではビジネス使いも容認されコーデの幅が広がっています。

このジャケパンスタイル、コーデをお洒落にするのか外れにしてしまうのかは、アイテムの色使いで決まってしまいます。

今回は、このジャケパンスタイルをお洒落に仕上げる色使いについてご紹介します。

ジャケットとパンツを組み合わせるジャケパン!

今回はジャケットとパンツを組み合わせるジャケパンの色使いについてご紹介します。

本題に入る前に、このジャケパンスタイルについて簡単にお話をさせてください。

もともと欧米では、ジャケットとパンツを独立して使うスタイルが定着していました。

しかし、日本のビジネスシーンはややお堅いところがあり、セットアップスーツしか認められない風潮の会社が多くありました。

しかし、ビジネススタイルの変化・多様化に伴い、このジャケパンスタイルも広く使われるようになってきたのです。

セットアップスーツと異なり、上下の素材や色味などでそのバリエーションが豊富になることで人気となっています。

コーデのバリエーションが増える以外にも、ジャケパンスタイルのメリットはあります。

ビジネスシーンにおいては、お決まりの上下セットアップスーツに比べてカジュアル感があり親しみが持てるポイントです。

特にクリエイターなどの場合にはお洒落見えするのでセンスの良さを表現することができ、イメージアップに繋がりますね。

プライベートにおいても、しっかりとしたフォーマル的な印象があるので大人っぽい印象を表現できます。

ドレスコードがあるような場合でも対応が可能となります。

また、セットアップと異なり、どちらかが使えなくなっても片方だけの買い替えで済むのも大きなメリットかもしれません。

色味も含め、ジャケットとパンツを上手に組み合わせるコツ!

ジャケットとパンツを組み合わせるジャケパンスタイルを上手に着こなすには、コツとなる様々なポイントがあります。

その中には、今回の主題となるジャケットとパンツの色味の組み合わせもありますが、それ以外もありますのでおさえておきましょう。

【細見えのシルエット】

ジャケットとパンツともに細見えするものを選びましょう。

これによりジャケパンスタイルのシルエットが細見えするので、すっきりとしたフィット感を作り上げお洒落に仕上がります。

【色でメリハリをつける】

こちらは今回の主題でもありますが、ジャケットとパンツはあえて異なる色味を合わせ、メリハリを付けることが大切です。

基本的には、同系色ではなく別の色味の組み合わせが望ましいですが、「黒ジャケット×グレーパンツ」などの明確な濃淡付けもスタイリッシュに仕上がります。

【ベルトと靴は合わせる】

アイテムとなる靴とベルトは、しっかりと同系色で合わせましょう。

コーデがかっちりと決まります。

【ネクタイも合わせる】

ネクタイもジャケット又はパンツ(シャツも可)と同系色のものを合わせるとすっきりと仕上がります。

無地のネクタイが理想的です。

ニット素材や柄やボーダーなどであえて強調させる手法もありますが、こちらは割と上級者向けですね。

まだあるジャケパンの組み合わせをお洒落にするコツ!

前項に引き続き、もう少しジャケットとパンツの組み合わせをお洒落見えさせるコツをご紹介します。

前項ではシルエットと色味が中心でしたが、他にもあります。

【柄×柄には注意!】

「無地ジャケット×無地パンツ」「柄ジャケット×無地パンツ」この組み合わせがジャケパンスタイルではテッパンになります。

「柄×柄」もNGではありませんが上級者コーデになりますので、ビギナーであれば避けた方が良いですね。

【ジャケットの生地素材で差別化】

合わせるジャケットですが、ウール・コットンなどの素材感のアイテムであれば、通年使うことができます。

しかし、夏にはリネン素材、冬にはツイード素材など季節感を生地素材で出すのもお洒落見えの方法です。

【パンツ次第でお洒落カジュアルにも】

パンツにも工夫を凝らすと、お洒落なカジュアルとして楽しめます。

かっちりとしたスラックスではなく、チノパンやジーンズなどを合わせるとお洒落カジュアルを演出できますね。

例えば「ネイビーのジャケット×ベージュのチノパン」ならトラッド要素が抜群です。

また、白のチノパンならば爽やかな印象をアップさせられます。

ジーンズであれば、そのままカジュアルダウンとなりますね。

【スーツジャケットでも!】

セットアップスーツのジャケットをジャケパンで合わせると、スーツの活用範囲も広がります。

この場合に、理想としては細見えシルエットに、無地又はチェック柄ですと着回しが楽です。

以上、これらのコツをおさえておくとジャケパンスタイルをお洒落に仕上げることができます。

黒のジャケットと組み合わせるなら色味はグレーのパンツ!

それでは、具体的な色味の組み合わせを見ていきましょう。

黒のジャケットを合わせる場合には、モノトーンか色数を絞らないと黒の存在感がコーデを邪魔してしまいます。

パンツの色味をおさえて、黒のジャケットを主役として強調してしまいましょう。

そう考えますと、黒のジャケットに合うパンツの色味は「グレー」又は「ライトグレー」がおすすめです。

あくまでも黒を引き立たせたいため、ダークグレーはおすすめしません。

【チェック柄グレーのスラックスパンツ】

黒のジャケットにチェック柄が入るグレーのパンツを合わせれば、非常にスタイリッシュに仕上げることができます。

インナーシャツには清潔感のある白シャツでお洒落に決めましょう。

【ライトグレーのスラックスパンツ】

黒ジャケットにライトグレーのパンツ、インナーシャツにはストライプの走る白シャツにしても、爽やかフォーマルな印象で良いですね。

【グレーのスラックスパンツ】

黒ジャケットにグレーのパンツ、インナーシャツには細かいチェック柄の入るライトグレーのシャツを合わせるのも知的な印象が加わるのでおすすめです。

紺のジャケットは組み合わせ万能色!

続いてご紹介するのは、紺のジャケットに組み合わせるパンツの色味になります。

紺は、基本的にはどのような色味とも合わせることができる万能色です。

グレーのパンツならテッパンのコーデが完成します。

もちろん、ベージュや白でもお洒落に決めることができます。

これが当たり前すぎと感じるのであれば、エンジなどもコントラストが美しく映えます。

【グレーのスラックスパンツ】

紺にチョークストライプが走るジャケットにグレーのパンツ、インナーシャツには白シャツを合わせてみましょう。

テッパンのフォーマルコーデに仕上がります。

【エンジのスラックスパンツ】

上述の組み合わせで、エンジのパンツに変更してみましょう。

仕上がり感にインパクトがあり、随分と印象が変わると思います。

実は、紺と赤系は相性が良くパイピングやストライプでも赤が使われることも多くあるのです。

紺とエンジの組み合わせであれば、上品かつ華やかな印象に仕上がります。

【白のジーンズ】

さらに、上述の組み合わせでパンツを白のジーンズに変えてみましょう。

上品な爽やか系カジュアルになるのが分かりますね。

紺と白の相性も抜群で洗練された都会的な印象を与えてくれます。

この場合にはシャツも白なので、ジャケットは前閉めでネクタイを合わせるのがおすすめです。

爽やかブルーのジャケットは同系色使いでお洒落見え!

最後にご紹介するのはブルーのジャケットに組み合わせるパンツの色味になります。

ブルーのジャケットは春夏には爽やかな印象で非常に映えるのですが、コーデとなると難しいアイテムです。

そのため、知らず知らずのうちに外れコーデに陥りがちです。

ブルージャケットの場合には、パンツやシャツで同系色を合わせると失敗しにくいコーデになります。

特にブルージャケットの場合には、パンツよりもインナーシャツの色味が重要になります。

【紺のシャツ】

ブルージャケットに紺のインナーシャツ、この組み合わせがお洒落見えしやすいコーデになりますね。

パンツには、やや薄い水色を合わせると上品に仕上げることができます。

【白のシャツ】

ブルージャケットに白のシャツも爽やかさがあって素敵なのですが、ここで重要になるのはパンツです。

パンツは、濃いめの色味を合わせるのが鉄則になります。

薄めの色味のパンツを合わせると全体的に薄い印象となり、メリハリがつかずいわゆるダサい印象になりかねません。

ここにはチョークストライプが走る濃紺のスラックスを合わせて、コーデにメリハリ感を与えてお洒落見えさせましょう。

工夫したジャケパンスタイルで周りと差をつけよう!

今回は、ジャケットとパンツの色味の組み合わせについてご紹介しました。

ジャケパンスタイルもしっかりと定着をしているので、ぜひおさえておきたいスタイルです。

ジャケパンをお洒落見えさせるには、上下の色味の組み合わせを工夫すること!

この鉄則をしっかりと使いこなせれば、周りと差をつけるお洒落上級者です。