秋冬の季節に欠かせなくなるのが暖かいセーターですね。
その暖かさからついついセーター頼りになってしまいますよね。
そうなると、頭を悩ますのがネックレスなどのアクセサリー選びかも知れません。
実はこれ、セーターによって上手なネックレスの合わせ方があるのです。
今回はそんなセーターに合わせたネックレス活用術をご紹介してまいりましょう。
合わせ方が難しい?襟の形でみるセーターの種類!
今回は、秋冬ならではのお洒落としてセーターとネックレスの合わせ方をご紹介してまいりますが、まずは主役となるアイテムについて少々ご説明をさせていただきます。
まずは秋冬のファッションの中心ともなるセーターです。
セーターは襟元の形状や網目の大きさ、編み方や生地素材などで様々な種類が存在します。
そんな中で今回は、ネックレスと合わせる際に重要となる襟の形による種類をおさらいしておきましょう。
【クルーネック】
クルーネックは、首元が丸い形状のセーターのことになります。
清潔感とレトロな雰囲気を与えてくれます。
ただ、丸顔の方の場合には、相乗効果でより輪郭の丸さが引き立ってしまうこともありますので工夫が必要かもしれません。
【Vネック】
Vネックは首元がVの字に開いている形状のセーターになります。
胸元や鎖骨を露出することで、セクシーで大人っぽい雰囲気を与えてくれます。
防寒に傾きがちな秋冬コーデに女性らしさをプラスしてくれますね。
【ハイネック】
ハイネックは襟に高さがあるセーターになります。
高さは様々ですが、襟を折り返す必要がないものがハイネックです。
少々ややこしいのですが、折り返す必要があるものはタートルネックとなります。
【タートルネック】
タートルネックは、ハイネックよりも襟の長さがあり、折り返したりクシャッとさせたりして着用します。
お洒落コーデとしては非常にアレンジしやすい形状ですね。
首元が隠れるので、髪の毛をすっきりとさせておくと見栄えが良いです。
【オフタートルネック】
オフタートルネックは、タートルネックの首元にゆとりのあるもので、こなれた抜け感を与えてくれます。
以上が、大まかではありますが襟の形状でみるセーターの種類になります。
これらのように襟が特徴的になりますので、ネックレスの合わせ方次第ではさらにお洒落なコーデが完成します。
ネックレスは種類などによっても合わせ方が変わってくる!
秋冬ならではのお洒落としてセーターとネックレスの合わせ方をご紹介するにあたり、前項で片方の主役であるセーターの種類についてご説明をさせていただきました。
ここでは、もう一方の主役となるネックレスについて簡単にご説明させていただきます。
ネックレスには、華奢なものから豪華に輝くものと、様々なデザインのものが揃っております。
これ一つでトータルコーディネートの印象が大きく変わってしまいますね。
また、この大きさともう一つ、長さも与える印象に重要な役割を果たします。
ネックレスの長さですが、大きく分けると5種類のものが存在します。
例えば首周りにジャストフィットする一番短いものが「チョーカー」と呼ばれるものになります。
そしてもう少し余裕があるものが「プリンセス」で首周りをスッキリと見せてくれます。
これより長くトップ部分が胸元あたりまでくるのが「マチネ」で、こちらを付ける方が比較的多いかもしれませんね。
それより長く胸の下あたりまでくる「オペラ」、さらに長い「ロープ」と続きます。
たいていの場合に「オペラ」で80センチ程度「ロープ」で110センチ程度になります。
この長さも非常に重要で、服装に合わせてきちんと使いこなせるようになりたいものです。
タートルネックセーターとの合わせ方は大ぶりなネックレスがおすすめ!
タートルネックセーターとネックレスの合わせ方としておすすめしたいのは、全体的に大ぶりなアクセサリーで小顔効果を印象付けるのが良いです。
胸元が覆い隠され首元にお洒落なもたつき感を与えてくれるタートルネックセーターの唯一の弱点が、シルエットが全体的にボリュームアップされてしまうことです。
この場合には長めや大きめのネックレスを合わせることで小顔効果を狙ってしまいましょう。
特に大きめのパールネックレスを使うと華やかさもくわえることができるので、良いですね。
また、髪の毛をまとめて、大ぶりのイヤリングやピアスを一緒に合わせることで、ボリュームのバランスも取れて綺麗な仕上がりになります。
小顔効果も抜群なうえ、イヤリングやピアスを変えることで印象も随分と変わります。
気分に合わせて様々なコーデを楽しむことが可能です。
パールの場合には、何連か重ねて華やかさをくわえるのも良いですし、オペラやロープなど長めのネックレスで縦のライン付けを行うのも仕上がりが美しいのでおすすめです。
Vネックセーターとのお洒落な合わせ方は華奢なネックレス!
前項でタートルネックセーターとネックレスのお洒落な合わせ方として、大きめや長めのネックレスを用いることをおすすめいたしました。
ここでは、Vネックセーターと合わせる場合のネックレスを考えてみましょう。
Vネックセーターの場合には胸元が開いた形状になるので、華奢なネックレスを合わせると非常にバランスが良くなるのでおすすめです。
華奢とはチェーンなどが小さく細かいもので、ゴールドであればそれでも豪華に映りますしシルバーの場合には綺麗な雰囲気に仕上がります。
こうすることで、グンと女性らしさがアップします。
また同様に長さも、短めのものがおすすめです。
Vネックの首が見えている範囲内にネックレスがおさまるのがポイントです。
この範囲におさめることで、自然な感じの美しさが表現されます。
ここからはみ出す長めのネックレスや大ぶりのものですと、アンバランスに映りお洒落とは言い難くなってしまう危険性も含まれますのでご注意ください。
また、Vネックセーターと同じVの形になるネックレスが最も相性がよく映えるようです。
クルーネックセーターはネックレスの合わせ方万能な優等生!
クルーネックセーターは襟が開いているわけでも盛り上がっているわけでもないので、どのようなネックレスとの合わせ方も簡単です。
どのようなネックレスを持ってきてもバランス良く仕上がります。
強いて難をあげれば、セーターの首周りと同程度の長さのネックレスを付けてしまうと、動作中にセーターの中に入ってしまったり隠れてしまったりとセーターの首周りと喧嘩してしまうことも考えられます。
ただ、少し上級者テクになりますが、首のラインと絶妙なバランスでネックレスを付けられると非常にお洒落度も上がります。
一方、長いネックレスであれば問題はありませんね。
ここに「オペラ」や「ロープ」を合わせると今風で非常にお洒落な感じがします。
また、これとは反対に短めの「チョーカー」でも花柄ものなどを合わせると、目線を首元に集められますしこなれた感じの個性的なお洒落を表現できますね。
もう一つ、クルーネックセーターの場合には首元でなく、手元をお洒落にするとトータルコーディネートにメリハリが付けられるので良いです。
ブレスレットなどで手首を見せるとすっきりと印象が付き、シャープな感じに仕上がります。
その他のセーターとネックレスの合わせ方!
これまでにセーターの種類別にネックレスとの上手な合わせ方をご紹介してまいりました。
最後に、セーターのカラーから見たネックレスのお洒落な合わせ方をご紹介させていただきます。
【モノトーンのコーディネートにはシルバーが映える】
モノトーンカラーでトータルコーディネートを施した場合には、シルバーのネックレスがすっきりとした印象で非常に映えます。
例えば、黒のクルーネックセーターにグレーのワイドパンツを合わせてみましょう。
この場合は、ラフな感じにできるオペラやロープのネックレスを合わせると非常にクールで格好良く仕上がります。
【ブラウンやベージュ系にはゴールドで華やかに】
アウターなどにブラウンやベージュ系のカラーを持ってきた場合には、胸元にゴールドのネックレスを合わせると華やかな印象に仕上がります。
例えばアウターにベージュのブルゾン、トップスに白のクルーネックセーター、ボトムスに黒のスカートのコーデです。
この場合に、羽織った感じのブルゾンから覗く白のクルーネックセーターの胸元にゴールドのネックレスをさりげなく揺らしてみましょう。
大人女性の華やかさの中にも温かみを感じられるおすすめのコーデに仕上がります。
【ボーダー柄には青系統か大きめネックレスで爽やかに】
ボーダーのセーターなどの場合には、ネックレスの印象が非常に薄くなってしまいます。
青などの目を引く爽やかな色使いや大きめの装飾のネックレスで存在感をアピールしましょう。
例えば、アウターにライダースジャケット、トップスには白黒ボーダーのセーター、ボトムスにはジーンズというカジュアルなコーデはどうでしょう。
白黒ボーダーの胸元に大きめブルーのペンダントが存在感を輝かせて綺麗となるアクセントを付けてくれます。
カジュアルの中に綺麗さがくわわる素敵なコーデに仕上がります。
暖かいセーターにもお洒落なネックレスで魅力的に!
今回はセーターと合わせるネックレスについて色々とご紹介をしてまいりました。
確かに、襟元が特徴的なものが多いセーターとネックレスの合わせ方は難しく感じられますね。
しかし今回ご紹介させていただいたようにポイントさえ押さえることができれば、非常に上品なコーデへと仕上がることができるのです。
秋冬のお洒落は暖かいセーターと美しいネックレスで女性としての魅力もアップさせましょう!