男性はニットの重ね着がおしゃれ!インナーには何を着る?

男性のみなさんは、普段ニットの下にどのようなインナーを重ね着していますか。

ほとんど隠れて見えないからと、手持ちのTシャツなどをインナーとして使っている人は多いでしょう。

また、ニットを1枚だけで着用している人もいるかと思います。

しかし、ニットの下にインナーを重ね着すると、おしゃれに見えるだけでなく、さまざまなメリットが生まれます。

今回は、ニットの下にインナーを着るメリットをお話しするとともに、ニットの種類別でおすすめのインナーをご紹介していきましょう。

ニットの重ね着でインナーを着るメリットとは?

男性がニットを着るなら、重ね着するインナーにも気を使いましょう。

正しいインナーを着ることで、コーディネートがおしゃれに見えるだけでなく、さまざまなメリットが生まれます。

以下でインナーを着るメリットをご紹介しましょう。

・暖かくなる
・清潔感が上がる
・だらしなさが減る
・印象を変えることができる
・ニットのチクチク感の軽減
・寒さによって調整できる

このように、ニットを着るうえでインナーはたくさんの良い働きをします。

ニットを着るならインナーを重ね着することをおすすめしますが、ただ何かを着れば良いというわけではありません。

インナー選びの注意点としては、

・インナーとニットが同じ色であることは避ける
・肌着はインナーとは違う

以上のことを頭に入れておきましょう。

ニットとインナーが同色だと、配色の境目があやふやで、のっぺりとした印象となりおしゃれに見えません。

また、昨今人気の各メーカーから販売されている保温性に優れた肌着は、インナーとして見せるコーディネートにすることに適していません。

これらを踏まえ、次項からニットの種類別でおすすめのインナーをご紹介していきましょう。

「Vネック」ニットの重ね着!おすすめのインナーは?

ニットは襟元のネックラインの違いにより、種類が分けられています。

ネックラインによって、着用した際の印象はがらりと変わるものです。

まずは「Vネック」のニットの重ね着におすすめのインナーからご紹介していきましょう。

●UネックTシャツ

Vネックは縦のラインが強調されたニットのため、UネックのTシャツとの相性が良いとされています。

ニットの胸元でTシャツをチラ見せすることで、すっきりとしたコーディネートになります。

胸元の露出が減るため、大人っぽく清潔感のある印象にできるでしょう。

●シャツ

Vネックは襟元があいたデザインになっているため、ボタンダウンのシャツとの相性が良いとされています。

ニットとシャツは、色味を統一させたり、モノトーンにするとまとまりが良くなります。

清潔感が出て、すっきりとした印象にできるでしょう。

●モックネックカットソー

モックネックとは、襟元が詰まったデザインのことを言います。

今風の着こなしができ、首元が詰まっていることで暖かく感じるでしょう。

着ぶくれを避けるために、ニットは薄手のものを選ぶように注意してください。

「クルーネック」ニットのインナーのおすすめは?

続いては、「クルーネック」のニットの重ね着におすすめのインナーをご紹介していきます。

クルーネックとは「丸襟」のことで、Vネックと同じくらいメジャーで人気があります。

インナーがほとんど見えないデザインですが、どのようなインナーが適しているのでしょうか。

●襟のあいたTシャツ

クルーネックは襟元が詰まっているため、セーターを1枚で着ているように見せるのがおすすめです。

セーターのデザインを引き立てるためにも、襟のあいたTシャツなどのインナーを選びましょう。

ニットからはみ出して見えない、ぴったりとした肌着などもおすすめです。

●ロング丈Tシャツ

クルーネックのニットで重ね着を楽しみたいなら、ロング丈のTシャツをインナーに選びましょう。

ニットの裾からインナーをチラ見せすることで、コーディネートにメリハリが出ます。

ロング丈のTシャツは、ニットだけでなくパーカーやトレーナーのインナーとしても活躍しますよ。

●シャツ

清潔感を出したいなら、ボタンダウンのシャツがおすすめです。

知的な印象が出て、爽やかに見せることができます。

シャツによる清潔感は、相手に与える印象が良いため、きちんと感を出したい男性におすすめのコーディネートです。

インナーを重ね着!「ハイネック」ニットの場合は?

続いて、「ハイネック」のニットを見ていきましょう。

ハイネックニットは首元が完全に隠れるニットのことを言います。

重ね着するインナーに悩まないため、コーディネートを考えるのが苦手な男性におすすめですよ。

以下でおすすめのインナーを見ていきましょう。

●ロング丈Tシャツ

先ほどのクルーネック同様に、首元が詰まっているため、ロング丈のTシャツなどでニットの裾をポイントにするのがおすすめです。

ニットとの配色を考え、アクセントカラーになるインナーを選びましょう。

春先まで使えるコーディネートなので、大人っぽい落ちついた印象を目指す男性におすすめです。

●モックネックカットソー

見えないインナーではありますが、モックネックカットソーもおすすめです。

インナーも襟元が詰まっているため暖かく感じ、寒い冬におすすめのコーディネートです。

「ボートネック」ニットは重ね着するインナーが重要!

少し変わったデザインの「ボートネック」のニットを見ていきましょう。

ボートネックとは、首元が「ボート型」になっており、左右が横に開いたデザインのものをいいます。

襟元があいているため、重ね着するインナー選びも重要となります。

以下で重ね着におすすめのインナーをご紹介しましょう。

●シャツ

ボートネックはきれい目のニットのため、シャツとの相性が抜群です。

白いシャツを選べは存在感が出て、清潔感のある着こなしができるでしょう。

左右はあいているものの胸元は詰まっているため、広がりの少ないボタンダウンのシャツがおすすめです。

●テレコ素材タンクトップ

ボートネックニットは横幅が広いため、タンクトップをインナーにして、肩からチラ見せするのがおすすめです。

テレコ素材は表面が凹凸になっている素材で、ポリウレタンによる収縮性が良いことから、フィットするインナーとしてピッタリです。

春や秋に取り入れやすいコーディネートとなるでしょう。

冬のコーディネート!ニットに似合うアウターが知りたい

ここまで、ニットの種類別に重ね着におすすめのインナーをご紹介してきました。

ニットは着るとごわつくため、アウター選びに迷う人は多いでしょう。

そこで、ここではニットと合わせることでおしゃれに見え、なおかつ着回ししやすいアウターをご紹介していきます。

●チェスターコート

近年人気の高いチェスターコートですが、あえてオーバーサイズのチェスターコートを選びましょう。

きれい目感の強いチェスターコートですが、ニットと合わせることでカジュアルな着こなしができます。

普段のコーディネートにも取り入れやすいため、1つ持っておくと良いでしょう。

●MA-1

MA-1はおしゃれなアウターとして近年注目されています。

MA-1は装飾の多いデザインが多いですが、ニットと合わせるならあえてシンプルでタイトなつくりのものを選びましょう。

ニットと良く合い、ニット以外のコーディネートにも合わせやすいでしょう。

●コーチジャケット

コーチジャケットとは、ストリート感の強いカジュアルなジャケットのことを言います。

MA-1やブルゾンが「襟なし」なのに対し、コーチジャケットはしっかり襟がついているため、こなれ感のある大人っぽいコーディネートにできるでしょう。

ニットのおしゃれはインナーの重ね着が重要!

ニットの下に着るインナーは、手持ちのTシャツなどで適当に済ませてしまう人が多いと思います。

しかしコーディネートを気にするなら、おしゃれに見えるインナーを選びましょう。

ニットの首元や裾から見えるインナーは印象を変える大事なポイントです。

ニットの種類によっておすすめのインナーは異なるため、当記事を参考にしていただき、ぜひインナー選びに役立ててくださいね。