日本ジーンズのメッカ倉敷デニム!そのブランドと魅力とは?

ジーニストであれば、ジーンズの聖地と言えば岡山県、というのは常識かもしれません。

ジーニストの熱い注目を集めるのが、岡山です。

中でも岡山県倉敷市の児島ジーンズストリートで有名な倉敷デニムは、上質なジーンズが揃うと人気なのです。

今回は、倉敷デニムのジーンズにブランド、その魅力についてご紹介します。

倉敷デニムなどで多くのブランドを有する岡山のジーンズ事情!

本記事では、倉敷デニムのジーンズのブランドや魅力についてご紹介をします。

そもそも、この倉敷デニムを有する岡山県は「岡山デニム」と称されるほどにデニム作りで有名です。

これは、岡山にデニム生地の製織工場やジーンズの縫製(加工)工場、ブランドなどが集まることに由来します。

ジーニストの間では以前より有名でしたが、メディアなどでも取り上げられるようになり、一般的にも広く知られるようになりました。

特に倉敷市児島地区と井原市は、昔から繊維産業が盛んに行われていて、その流れのままにデニム生地・ジーンズ製造が受け継がれてきています。

今では、海外のメジャーブランドも岡山の生地を輸入するなど、ジーンズシーンにおける岡山の地位は非常に高くなっています。

国際的にも「岡山=デニム・ジーンズの聖地」として知られているのです。

【児島ジーンズストリート】

岡山が国際的にもメジャーなジーンズの産地となったことで、観光スポット化を図りました。

この一環となったのが、倉敷市児島地区の「児島ジーンズストリート」です。

児島産ジーンズブランドの直営店などが集まるショッピングエリアで、今では岡山を代表する観光スポットとなっています。

ジーンズのメッカ岡山を代表する倉敷デニムと主なブランド!

前項でも少々触れましたが、国際的にもジーンズのメッカとされる岡山において、倉敷デニムは非常にメジャーです。

倉敷デニムとは、児島ジーンズストリートでも有名な児島地区を含め、岡山県倉敷市で行われるデニム生地製造やデニム製品、そのブランドなどを指して使われます。

【倉敷デニムの主な変遷】

昭和33年 後にビッグジョンとなるマルオ被服が、ジーンズの輸入販売と受託生産をスタート。

昭和40年 マルオ被服がアメリカ、キャントン社製デニム生地を使った本格ジーンズの生産を開始。

昭和42年 旧倉敷市に児島市と玉島市が吸収合併し、今の倉敷市になる。

昭和46年 大島被服が、日本初となるレデイーズジーンズブランド「ペティスミス」を設立。

昭和47年 倉敷紡績が日本初の本格デニム生地「KD-8(中白・高オンス)」を生産。

昭和48年 ビッグジョンがKD-8を使い、国産初のジーンズを生産。

平成15年 大島被服「ペティスミス」が運営するジーンズミュージアムがオープン。

平成21年 児島ジーンズストリート。

【倉敷デニムの主なブランド】

倉敷デニムには30を優に超えるデニム関連ブランドが存在します。

上述の倉敷紡績は大阪に移転してしまいましたが、ペティスミスやビッグジョン、それ以外にも次のような主な人気ブランドがあります。

ぜひ、押さえておきましょう。。

・グラフゼロ
・ピュアブルー・ジャパン
・桃太郎ジーンズ
・ジャパンブルージーンズ
・デニムクローゼット フロム倉敷
・カミカゼアタック
・ストライクゴールド
・キャピタル

どれも一級品を扱うブランドになります。

次項より、これらの中からおすすめのブランドをご紹介します。

世界のジーニストに愛される倉敷を代表するブランド「桃太郎ジーンズ」!

最初にご紹介する、倉敷デニムを代表するブランドは「桃太郎ジーンズ」になります。

桃太郎という可愛らしいネーミングがウケています。

桃太郎ジーンズは、素材や染料・技術、保証制度などに対する評価が非常に高く、著名人にも多くの愛好家がいるようです。

また、国内生産へのこだわりも非常に強いことが、多くのファンの心を掴んでいます。

週末には、全国から大勢のファンが訪れ、行列ができる程の人気ぶりなのです。

この人気は国内に留まらず、海外からもこの桃太郎ジーンズを目当てに日本を訪れるというファンも多いようです。

桃太郎ジーンズの特徴と言えば、後ろポケットに走る白のラインですね。

しかし、本店では、ブルーラインやTシャツ、バッグなど小物類の限定品を取り揃えていて、本店限定品目当ての来訪者も多いようです。

女性向けのレディースジーンズも大人気で、こちらは特徴的なステッチが鮮やかなピンクに仕上げられ、注目度・お洒落見え共に抜群です。

上述した保証制度も、ほかのブランドではあまり見かけない10年保証となっています。

ここに、桃太郎ジーンズの商品アイテムに対する、絶対的な自信が感じ取れます。

桃太郎ジーンズはラフでタフな印象ですので、シンプルアイテムとコーデをするとより魅力的な仕上がりになります。

倉敷デニムと言えば、まずは桃太郎ジーンズをチェックしてみましょう。

「デニムクローゼット」は特別なジーンズに出会える倉敷レディースブランド!

続いてのブランドは、「デニムクローゼット フロム倉敷(Denim Closet from KURASHIKI)」です。

自身の体型にフィットする特別なジーンズに出会える、女性のためのパートナージーンズショップです。

デニムクローゼットには、女性の美しさを引き出す美シルエットのジーンズが豊富に揃っています。

女性特有の曲線を意識した立体的なパターンから仕立てられるジーンズは、抜群の穿き心地を実現しています。

座っても生地浮きの心配が少ないので、下着見えなどの心配もありません。

デニム生地自体の柔らかさに加え、加工技術でさらに柔軟さをプラスしたことで、着用時のストレスフリーを体現することができるのです。

各人のお好みに合うようにと、生地感やシルエットなど様々なタイプのジーンズが並びます。

オーバーサイズのバギーやボーイフレンドジーンズ、スキニージーンズ、ストレートジーンズなど、タイプも豊富にあるのが嬉しいですね。

訪れたユーザーにぴったりの一着とジャストフィットするお気に入りジーンズに、きっと出会うことができるでしょう。

「デニムクローゼット フロム倉敷」も見逃せない倉敷デニムブランドです。

外国ジーニストに人気の倉敷ブランド「ジャパンブルージーンズ」!

「ジャパンブルージーンズ(JAPAN BLUE JEANS)」もまた、倉敷デニムを代表するブランドです。

ジャパンブルージーンズは生地素材の特性を上手に活用し、豊富なシルエットで、様々な表情のお洒落ジーンズを提供しています。

趣のある店構えの店舗には、100種類を超えるジーンズが並びます。

デニム生地は旧型の機械で丹念に作り上げられ、これにより高速機械では出せない味のある生地が誕生するのです。

また、コットンなど糸素材の生産工程での組み合わせによる、上質な生地作りには強いこだわりを持つのも特徴的で、非常に人気です。

例えば、世界の有名コットンを組み合わせて生地に混入、これにより誕生する、海外育ち児島生まれの新しいジーンズなどは、海外でも抜群の人気ですね。

伝統的な生産技術に今風のシルエットという絶妙なアンバランスが、ジーニストの心を掴んで離さないのです。

スタンダードなコーデに大活躍するのが、ジャパンブルージーンズのジーンズなのです。

味のある一本をお探しなら、倉敷デニムの「ジャパンブルージーンズ」ブランドを覗いてみてください。

独創的な価値観が人気の倉敷デニムブランド「カミカゼアタック」!

最後にご紹介するブランドは「カミカゼアタック(KAMIKAZE ATTACK)」です。

カミカゼアタックは独創的な価値観が魅力で、非常に人気のブランドです。

自社サイトでも「すべての始まりはおバカな発想でした」とあるように、独創的な発想力は秀逸ですね。

「今穿きたいジーンズが見当たらないから、自分で作ろう!」という精神で始まったのが、カミカゼアタックなのです。

しかしそこには、愛と勇気、そしてファンタジーが詰まっています。

ジーンズへのこだわりは人一倍強く、製品としては世界トップクラスに仕上げているのも忘れてはなりません。

シルエットにカラーリング、ディテールにこだわったお洒落デザインなど、かなりの実力派ブランドに位置付けられます。

普通見えのシンプルデザインながら、一味何かが違うと思わせてくれるジーンズです。

というのも、ショップを兼ねた工房で、全ての工程を仕上げるという一貫した製造方法が背景にあるためです。

ここで作られるジーンズに定評があるのは、独創的なこだわりがあるからなのです。

人気アニメキャラクターとのコラボアイテムなど、企画力も独創的なカミカゼアタックは注目の倉敷デニムブランドです。

倉敷デニムのジーンズでお洒落ジーニストになろう!

今回、倉敷デニムのジーンズブランドをご紹介しました。

日本が誇るジーンズの聖地岡山、その一端を担うのが倉敷デニムです。

国内はもちろん、海外からもその魅力に惹かれ大勢のジーニストが訪れています。

まだ倉敷デニムの魅力に触れていないのであれば、次のジーンズは倉敷デニムのジーンズはいかがでしょう。

魅力的な倉敷デニムのジーンズを穿きこなせば、お洒落ジーニストの仲間入りです。