セーターの襟が伸びた!元に戻すのにはどうしたらいいの?

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まずは知ろう!セーターの素材!

セーターの伸びた襟や袖を基に戻す方法の前に、まずはセーターに使われている素材についてご紹介しましょう。

意外とご存知でない方も多いようですが、セーターで使われる素材(ニット)には、大きく分けて「動物繊維」「植物繊維」「化学繊維」の3種類があります。

●動物繊維

代表的な種類としては、「ウール」「カシミヤ」などがあります。

●植物繊維

代表とされるのは「コットン」ですね。

●化学繊維

代表的なものとしては「アクリル」「ポリエステル」「ナイロン」などになります。

これらは、それぞれに一長一短があります。

例えば、動物繊維であれば、とにかく暖かさには優れています。

しかし、半面でチクチクするなど肌触りが苦手な方もいるようです。

この肌触りという点であげれば、植物繊維のコットンがずば抜けて素晴らしいですね。

また、この肌触りでは化学繊維のアクリルも柔らかく、ふわふわした感触が味わえ負けてはいません。

強度という点では化学繊維が断然強いのですが、日常的に洗濯ができるという使い勝手の良さや丈夫さを加味すれば、コットンは抜群に良いとのみかたもできます。

なお、ポリエステルやナイロンは動物繊維や植物繊維と組み合わせて強度を高めたり、型崩れ防止効果などもありますよ。

もちろん、これらは好みで選んでいけばいいのです。

ここで繊維の種類をお伝えしたのは、伸びてしまったセーターを修正する際に役立つ知識としてご紹介いたしました。

覚えておかれると、洗濯などの際に便利ですよ。

セーターは何故伸びてしまうのか?

前項でセーターに使われている素材についてご紹介しましたが、何故セーターは伸びてしまうのでしょうか。

まず、衣類には「生地を縫い付けて作る織物」と「一本の糸を編み込んで作る編み物」があります。

その違いから、前者は伸びにくく丈夫ですが、後者は伸びやすく型崩れしやすくなります。

セーターは後者となり、伸びやすいのです。

伸びやすくなる原因は、「洗濯と乾燥」になります。

クリーニングに出せばこのような事態になることは少ないですが、自宅で洗濯をすると「セーターが伸びた」というトラブルは多いようです。

これは、洗濯して水を吸ったセーターが重さで伸びたままになってしまうこと、そしてハンガーで吊るして干した際に重さで伸びてしまうというダブルパンチがあるからです。

通常でも自身の重さで伸びることもあるようですから、水を吸って重くなった場合には尚更ですね。

また、このほかにも、子供やペットがいたずらしてし伸びてしまったり、普段の着脱で襟や袖が自然と伸びることは当然起こり得るのです。

ドライヤーを使ってセーターの伸びた襟を戻す方法!

それでは、実際にセーターの伸びた襟を元に戻す方法をご紹介してまいりましょう。

最初にご紹介するのは、ドライヤーを使って伸びた襟を元に戻す方法です。

用意するのは「熱湯」と「ドライヤー」の2つだけです。

熱湯をボールか洗面器に入れ、そこにセーターの伸びてしまった襟部分を浸します。

充分に熱湯を吸ったら、火傷しないように気をつけて、襟部分の形を整えていきましょう。

襟部分の形がある程度整ったら、ドライヤーで乾かしていきます。

すると、その襟部分が元の状態のように引き締まっていきますよ。

たったこれだけで終了です。

ぜひやってみてください。

ただし、こちらの場合には、修復力がそこまで強いわけではありませんので、セーターの状態によっては完全な修復にはならないかもしれません。

しかし、たいていの場合には外形を整えるには充分な効果を発揮してくれます。

手軽な方法ですので、まずはこちらから試してみましょう。

伸びたセーターの襟はアイロンを使っても修正可能!

伸びたセーターの襟を直す方法、続いてご紹介するのはアイロン(スチームアイロン)を使った修正方法です。

こちらも、次のステップを行えば非常に簡単にセーターの伸びた襟部分を修正することができます。

①セーターの伸びてしまった襟部分にスチームアイロンの蒸気だけをあてます。

この際、セーターに直接アイロンがあたらないように気を付けてください。

これは蒸気をあてることで、繊維を蒸らした状態にして柔らかくする効果があります。

もちろん、火傷にも充分注意してくださいね。

②充分な蒸気を浴び、蒸らされて柔らかくなった襟部分を手でギュッと握りましょう。

このとき、セーターの生地が寄ってくるように心掛けながら握り成形します。

③最後に、寄って成形した襟部分にアイロンを軽くあてながら、綺麗に整えれば完成です。

このときのアイロンは押し付けるのではなく、ポンポンと叩くようなイメージで丁寧に行ってください。

これにより、伸びてしまった襟が綺麗に元通りに近い状態まで直すことができます。

ただし、こちらもある程度の範囲までは効果的なのですが、襟の伸び状況によっては効果がない場合もあります。

襟以外にも伸びた状態が広範囲わたるようならタンブラー乾燥機!

続いてご紹介する伸びたセーターの襟を修正する方法ですが、襟以外にも伸びた状態が広範囲にわたるような場合には「タンブラー乾燥機」の活用も効果的です。

タンブラー乾燥機というのは、よくコインランドリーで見かけるドラム型の乾燥機です。

衣類を回転させながら、熱で乾燥させていくものです。

最近では家庭用のドラム式洗濯機にもこの機能が付いているものが多くあるようですね。

方法は至って簡単です。

伸びてしまった部分に霧吹きで湿り気を与えたうえで、タンブラー乾燥機に入れて乾燥させるだけです。

回転の影響もあり、型崩れしたようなセーターも元に戻る可能性が期待できます。

当然「乾燥機にかけたら縮んでしまわないの?」という疑問が出てきますよね。

確かに、こちらの方法はウール素材の場合にはおすすめいたしません。

コットン素材であれば、タンブラー乾燥で伸びが元に戻る効果が得られます。

乾燥機で縮んでしまうのはウール素材の場合になります。

ウールの繊維表面がウロコ状になっていて、摩擦でウロコ同士が絡み合うことが原因で縮んでしまうのです。

コットンにはこのウロコが無いので、その心配は必要ありません。

ウール素材のセーターの直し方!

前述のように、襟部分など伸びたセーターを修正するのに乾燥機の使用はウール素材のセーターではおすすめいたしません。

実際には、ウール100パーセントのセーターであれば、伸びてしまって着られないということは少ないようです。

しかし、そうはいっても、実際に何とかしたいという方もいらっしゃるかもしれませんね。

そのようなときには、水洗いをおすすめします。

しかしここで一つ注意があるのです。

この際に使う水ですは、必ず「ぬるま湯」で行います。

冷たい水や40度以上のお湯を使うと、ウールにダメージを与えてしまいます。

洗いと濯ぎ全ての工程をぬるま湯で行ってください。

①タライにぬるま湯をはり、ウール用洗剤を溶かして、その中でセーターを優しく押し洗いします。

②押し洗いが終わったら、そのままの状態で15分程度放置しましょう。

③15分経ったら、優しく濯ぎます。

濯ぎは2回程度行ってください。

④セーターの形を整えて洗濯ネットに入れて洗濯機で脱水を行いましょう。

脱水は短い時間で大丈夫です。

⑤脱水が終わったら、平なところで平置き乾燥を行います。

乾燥は裏表をひっくり返すなど均等に行いましょう。

⑥これで乾燥すれば完了です。

ウールは濡れると元に戻ろうとする働きがありますので、これだけで充分効果が期待できます。

伸びたセーターも諦めないで復活させましょう!

今回、伸びたセーターを復活させる方法についてご紹介しました。

お気に入りのセーターの襟が伸びてしまうと、一気にみすぼらしくなってしまいます。

でも、愛着あるセーターであればこそ、愛情込めて復活させましょう!

今の時代こそ、大切に愛情込めて長く使うことが大切ですよね。

直してくれたセーターが、さらに暖かく包んでくれますよ!